門田祐輔がフランスのアマチュアチーム、VCラポム・マルセイユに移籍

門田祐輔(ヒンカピー・リオモベルマーレレーシングチーム)が、フランスのアマチュアチーム、VCラポム・マルセイユに移籍することが決定した。VCラポム・マルセイユは別府史之がかつて所属していたチームだ。これまで欧州を主戦場としてきた門田は、2020年にUCIコンチネンタルチームであるヒンカピー・リオモ p/b BMCに加入。今シーズン開幕当初は海外での活躍が期待されていたが、新型コロナウイルスの影響により国内での活動を余儀なくされた。Jプロツアーではヒンカピー・リオモベルマーレに所属し、強豪チームに迫る熱い走りを見せ、チームをまとめるリーダーシップも見せていた。

門田祐輔

門田祐輔コメント

来シーズンはフランス籍のVC La Pomme Marseilleで走ることになりました。自分が求めているヨーロッパでのレースをするため、そしてマルセイユという地域は自分の脚質に合っているのでこのチームへの移籍を決めました。
来シーズンは年間70〜80レースを走る予定です。
しっかりと成績を残し、2年後はヨーロッパ、フランスのコンチネンタルチームへのステップアップを目指していきます。
今シーズン宮澤監督の元で走り、戦術やレース展開の作り方など多くのことを教えていただきました。それらを糧にステップアップしていきたいと思っています。今後とも応援よろしくお願いいたします。

宮澤監督コメント

ベルマーレは私が監督に就任してから、国内レースからヨーロッパへの架け橋になるべく活動してきました。チームとしては、中里仁がイスラエルサイクリングアカデミーへプロテストを受けに行った以来、4年ぶりの海外への選手輩出(残念ながら中里選手は契約に至りませんでしたが)となります。
今年国内で活躍した門田選手が、VCラポム・マルセイユへ移籍が決まり、自身のステップアップに貢献できたことをうれしく思います。今回の移籍に関して、現在所属しているコンチネンタルチームからのステップダウンとは考えていません。参戦予定のレースの数やレベルを考えると、むしろステップアップにつながっていることをご理解頂けますと幸いです。
門田選手にとってこの移籍が次へのステップとなるよう、チームとしても応援を続け、次の若手選手の育成に力を入れていきます。
引き続き、ベルマーレでは選手の加入を受け付けております。挑戦したい強い気持ちのある選手をお待ちしております。

門田祐輔の主な戦績

8e Souvenir Georges-Dumas à Saint-Jeanvrin 2018 (elite)
5e Grand Prix de Ham 2018 (1 category)
7e Grand Prix de Rumilly-en-Cambrésis 2018 (1 category)
19e Boucles de l’Austreberthe 2018 (elite)
9e Prix de Brionne 2019 (1 category)