第103回ジロ・デ・イタリアの初日はシチリア島最大の都市パレルモの中心地を舞台に行われた15kmの個人タイムトライアル。スタート地点から下り貴重という珍しいコースレイアウトとなる。前日からイタリア本土では災害級の突風が吹き、その余波をうけシチリアでも強風との戦いとなった。

新城幸也（バーレーン・マクラーレン）はトップから1分54秒遅れの115位で初日を無事にフィニッシュしている。

落ち葉が舞い散る中フィニッシュする新城　photo：Miwa IIJIMA

全力で駆け抜ける新城　Photo：Dario Belingheri/Bettini

新城幸也のコメント：
「昨晩から吹き始めた風が朝も止まずに１日吹いていた。(時間によって強さは変わったが…) それが特に総合を狙っている選手には出走順によって、明暗が別れた結果となった。うちのチームは総合を狙っている選手とTTを得意としている選手を序盤にスタートさせたことで、大成功！

自分はというと、試走の時点で風で煽られ、真っ直ぐ走れない状況に苦戦しつつも、下り坂は試走で80km/h、本番は91km/hも出ていました(笑)一番早い人では100km/h超えたんじゃないかな！？ 初めてフロントギヤも58Tというとんでもないやつだったし、リズム良く走れたんで良かった。

明日から始まるステージが楽しみです。とにかく風が少しはおさまってくれるといいけど(笑)」

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ジロ・デ・イタリア公式サイト https://www.giroditalia.it/