新城幸也がジロ・デルアッペニーノ15位でUCIポイント獲得/次戦は2020世界選手権

2020年9月19日、イタリア・アベニン山脈を舞台に開催された81st Giro dell’Appennino(第81回ジロ・デルアッペニーノ/1.1)に新城幸也(バーレーン・マクラーレン)が出場した。

コースは5つの山岳ポイントに、7つのスプリントポイントが設けられた191km。新城は17日のコッパ・サバティーニに続き、またしても逃げに乗り、残念ながらその逃げ集団は吸収されるも、トップと同タイムの集団の中15位でフィニッシュ。UCIポイントを5P獲得し、東京オリンピック代表選手選考ポイントを15点加算した。

新城幸也

連日、先頭集団で逃げる新城 Photo:Bettini Photo

新城幸也

最後まで全力を尽くす新城 Photo:Bettini Photo

 

新城幸也のコメント:
「今日も逃げに乗ることが1つの目的だったのだが、なかなか逃げが決まらなかった。何度、動いたか分からないぐらい動いた。結局、60km地点の最初の山岳ポイントでやっと決まった。

このレースは120km地点から始まる8kmの上りが鍵となる。上り口から勾配がキツイ。3分差で上り始めたが、5kmぐらい上ったところでメイン集団からアタックがかかり、そこで逃げは吸収、それから追い込んだ(笑)

上りで遅れては下りで追い付いての繰り返しで、40人ほどの先頭集団に残った。そして、バッタリーンのスプリントに向けて位置取りをしてスプリント勝負になった。やはり、逃げていたので、脚は残っておらず15位だったが、ゴールまで全力で頑張る事が出来た。次戦の世界選手権に向け、良い感触を掴む事が出来て良かった。」

新城は9月27日にイタリア・イモラで開催される2020世界選手権に日本代表として出場する。

 

*サイスポ・ニュース:SPEEDチャンネル「2020世界選手権大会」9/27独占生中継