新城が「コッパ・サバティーニ」に出場。逃げてエースをアシスト
新城幸也(バーレーン・マクラーレン)は、9月17日、イタリア・トスカーナ州ピサ県の小さな村ペチェリで開催された「コッパ・サバティーニ」に出場した。
平均勾配が約10%、12%、6%の丘が11回繰り返され、1つ丘を越えるとまた次の激坂という210kmのレース。新城は5人の逃げグループでレースを進めるが、残り約10km地点で集団に吸収。その後もチームのエース、エンリーコ・バッタリーン(イタリア)のポジションを上げるため、メイン集団の先頭で最後まで仕事し、エースに勝負を託した。バッタリーンはステージ7位、仕事を終えた新城は2分遅れの68位でレースを終えた。
新城幸也のコメント:
「バッタリーンのサポートの予定だったのだが、スタートから激しいレースとなり、逃げに乗るはずだった選手の手伝いのために動いていたが、結果、自分が逃げに乗ることになってしまった。調子も良かったし、コースもきつかったし、逃げて良かった。残り2周で逃げ切りは難しいと思ったので、追い付かれてからのことも考えて走った。自分自身の成績にはつながらなかったが、昨日の詰まりが取れて良いパフォーマンスができて良かった。バッタリーンもトップ10に入ったし、また土曜日も頑張ります。土曜日のレースはもっときついコースらしいけど……(苦笑)」
新城の次のレースは9月19日にイタリア側のアルプスを舞台に開催される「ジロ・デッラッペンニーノ」となる。