新城はツール・ド・ワロニー第1ステージで91位 「明日からスプリントのアシストができるようにしたい」

8月16日、ベルギーのワロン地域で、4日間のステージレース「Tour de Wallonie(ツール・ド・ワロニー)」の第1ステージが行われた。バーレーン・マクラーレンの新城幸也はトップとタイム差なしの集団の中、91位で無事にフィニッシュした。

新城ツール・ド・ワロニー第1ステージ

知り合いのフォトグラファーに笑顔を見せる新城

新城ツール・ド・ワロニー第1ステージ

スタート前に全員の検温が行われている

ベルギー国土の南半分を占めるワロン地域はフランスとの国境にもほど近く、自転車熱の高い地域。今年のツール・ド・ワロニーは、新型コロナウイルスの感染予防の一環として、観客が集まりすぎないように、コースの詳細が発表されないという異例の対応の中での開催となった。第1ステージは小さな丘を繰り返しながらのほぼフラットな185.8km。フィニッシュに向けてスコールに見舞われ、路面が滑りやすいコンディションの中での集団ゴールスプリントとなった。

新城選手のコメント:
「ベルギーのレースはいつも通りだった(笑)。道は荒れてて、障害物もたくさんで、石畳もあり、おまけに今日はスコールもあって。

コーナー立ち上がりのインターバルトレーニングになってしまった。先週のチェコツアーとは違うリズムを取り戻すための1日となった。チームメイトのサンティアゴ(コロンビア)は今日のステージが人生初の石畳だったそうだ(笑)。終盤は全然前にいることができなかったけど、ベルギーの道の走り方を思い出し、少し慣れてきたので、明日(第2ステージ)からスプリントのアシストができるようにしたいね」。

第2ステージは172kmのレース。その模様は有料アプリのGCNレースパスで日本でもライブ配信を見ることができる。

 

ツール・ド・ワロニー公式サイト