チェコツアー第3ステージ 新城幸也「調子が戻ってきた」

2020年8月6日から始まった4日間のステージレース、チェコツアー。8月8日に行われた第3ステージはアップダウンの続く206km。

新城幸也を含め、バーレーン・マクラーレンはこの日もリーダーチームとともに集団前方でレースをコントロールする。

走りながら調子の良さを感じていた新城だったが、やはりレースが中断していた影響もあったようだ。レース経験が少ない選手たちの怖いもの知らずの激しい位置取り争いと、80km/hを越える下りながらのフィニッシュライン200m手前での右コーナーからの石畳というコースレイアウトに危険を感じ、無理にスプリント争いには参加せず、トップとタイム差なしの同タイム集団の中64位で無事にフィニッシュした。

新城幸也

チェコの丘陵地帯を行く集団 Photo:CorVos

新城選手のコメント:
『調子が戻ってきたかな!移動疲れが抜けた感じで、ここ2日間とは違う脚だった。200kmを越えるステージだったのが功を奏したのか、今日は後半に行くにしたがって、いつもの感じになってきた。チェコの初上陸に続いて、今日のステージはコース途中で初めてスロバキアの国境越えた。ここにきて2カ国初入国(笑)最終日は、コースもきついので力を残すことのないように、頑張っていきたいと思う。』

8月9日の第4ステージは、標高1000mを越える山岳や激坂が登場する、最終日クイーンステージとなる。

チェコツアー公式サイト