2020-2021シーズンのUCIシクロクロス・ワールドカップが日程変更

国際自転車競技連合(UCI)は、7月1日に2020-2021シーズンのUCIシクロクロス・ワールドカップシリーズの改訂カレンダーを発表した。

UCI

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)は、全てのスポーツに多大な影響を与え、自転車競技の世界も国際大会の中止や延期を余儀なくされている。それは冬のスポーツであるシクロクロスにも影響を与え、2020-2021シーズンのワールドカップは14レースから11レースに縮小して開催されることになった。

10月4日に初戦として開催を予定していたウォータールー(米国)、10月18日のダブリン(アイルランド)、12月13日のアントワープ(ベルギー)の3大会は来シーズン(2021-2022)に延期され、10月25日のゾンホーブン(ベルギー)は12月13日に日程が変更した。

これにより、2020-2021シーズンのワールドカップは11月1日に開催されるベルギーのオーブレイス大会が初戦となる。7月1日に2020年シーズンが再開したロードレースは、本来ならシーズン終盤となる10月にも主要なレースが数多く開催されるため、シクロクロスの国際大会と日程がかぶらないように調整されたようだ。

シクロクロス・ワールドカップの最終戦は予定通り1月24日のホーヘルハイデ(オランダ)になり、シリーズは1カ月短い3カ月間に短縮される。2020-2021シーズンのワールドカップは、ベルギー北部のクラシックレースを運営するフランダース・クラシックスが運営を任されている。

アールツ

2019-2020シーズンのシクロクロス・ワールドカップはベルギーのトーン・アールツがシリーズ総合連覇を果たした(©Bettiniphoto)


2020-2021シーズン UCIシクロクロス・ワールドカップシリーズ 改訂カレンダー(全11戦)

11月1日   オーブレイス(ベルギー)
11月15日   ターボル(チェコ)
11月22日   コクセイド(ベルギー)
11月29日   ブザンソン(フランス)
12月6日   ワフトビーク(ベルギー)
12月13日   ゾンホーブン(ベルギー)
12月20日   ナミュール(ベルギー)
12月27日   ディーヘム(ベルギー)
1月3日   フルスト(オランダ)
1月17日   ヴィラール(スイス)
1月24日   ホーヘルハイデ(オランダ)

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