2020全日本選手権ロードの開催中止が決定

  • photo 滝沢佳奈子

日本自転車競技連盟は、新型コロナウイルス感染症の流行によりスポーツ活動が中断されてしまったことから、2020年8月20日より広島県で開催を予定していた「第89回全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース/第24回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会/2020日本パラサイクリング選手権・ロード大会」の再延期はしない事を決定し、開催中止を発表した。

スポーツの持つ様々な意義の中でも「健康増進、感動を与える、QOLの向上、競技力向上、地域交流」といった点に対して、現在の環境下では大会に参加する選手や指導者、観客、そして大会役員をふくめた関係者全員の健康リスクを考慮すると、大会を開催することは難しいという結論に至った。同連盟では来年の開催に向けて準備を進めていく。

2019全日本選手権ロード

2019年大会は入部正太朗がタイトルを獲得した

サイスポ・ニュース:2019全日本、全ての思いを背負ったシマノ入部の勝利