ロンド・バン・ブラーンデレンのバーチャルレースが本日開催される

2020シーズンツール・デ・フランドルバーチャルレースロンド・ファン・フラーンデレン

新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）のパンデミック（世界的な大流行）で、4月5日にベルギー北部のフランダース地方で開催される予定だった第104回ロンド・バン・ブラーンデレン（ツール・デ・フランドル／ＵＣＩワールドツアー）は延期になったが、主催者のフランダース・クラシックスは、ベルギー国営放送のスポーツチャンネルであるスポルザと提携し、『デ・ロンド／ザ・ロックダウン・エディション』と名付けたバーチャルレースを初開催することになった。

DeRonde2020

現在ベルギーは正式なロックダウン（都市封鎖）にはなっておらず、厳格な外出制限措置が続いているだけだが、グループで屋外をサイクリングすることは禁止されている。

『デ・ロンド／ザ・ロックダウン・エディション』は、フランダース・クラシックスが技術パートナーであるインドア・サイクリング・シミュレーターのビークール(BKool)、ストリーミング技術開発会社のキスウィー(Kiswe)と共同で開発したユニークなコンセプトのバーチャルレースだ。

13人のプロ選手が自宅のホームトレーナーから参加し、ビークールのデジタルプラットフォーム上にある今年のロンドの最後32kmのコースで1時間ほどのバーチャルレースを競い、その模様はスポルザで中継されるだけでなく、キスウィーのクラウドキャストでも配信される。32kmのコースはロンスからスタートし、すぐにクライスベルフを通過。その後、有名なオウド・クワルモントとパーテルベルフを越え、ゴールのオウデナールドを目指す。選手たちはこのイベントに無償で参加する。

『デ・ロンド／ザ・ロックダウン・エディション』は、現地時間15時30分にスタート予定だ。

ロンド2019

昨年のロンド・バン・ブラーンデレンで優勝したベッティオールもバーチャルレースに参加する(©Bettiniphoto)

デ・ロンド／ザ・ロックダウン・エディション　参加選手

NAESEN Oliver (AG2R LA MONDIALE / BEL)
VAN AVERMAET Greg (CCC Team / BEL)
EVENEPOEL Remco (DECEUNINCK – QUICK – STEP / BEL)
LAMPAERT Yves (DECEUNINCK – QUICK – STEP / BEL)
STYBAR Zdenek (DECEUNINCK – QUICK – STEP / CZE)
BETTIOL Alberto (EF PRO CYCLING / ITA)
STUYVEN Jasper (TREK – SEGAFREDO / BEL)
WELLENS Tim (LOTTO SOUDAL / BEL)
DE GENDT Thomas (LOTTO SOUDAL / BEL)
VAN AERT Wout (TEAM JUMBO – VISMA / BEL)
TEUNISSEN Mike (TEAM JUMBO – VISMA / NED)
MATTHEWS Michael (TEAM SUNWEB / AUS)
ROCHE Nicholas (TEAM SUNWEB / IRL)

■ロンド・バン・ブラーンデレン公式サイト

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