新城幸也 UAEツアー2020は総合49位。UCIポイントを獲得

UAEツアー2020の第5ステージが2月27日にアラブ首長国連邦で行われた。アル・アインから標高1025mのジェベル・ハフィートまでの2度目の頂上ゴールとなる162kmを競い、バーレーン・マクラーレンの新城幸也はトップと3分35秒差の53位でフィニッシュした。
 
新型コロナウィルスの影響で第6、7ステージが中止となったので、新城は総合成績49位でレースを終えた。UCIポイントを5ポイント獲得し、ワールドツアーレースの係数6を掛ければオリンピック選考ポイントは30ポイント加算。合計413ポイントとなり2位との差を広げた。
 
新城UAEツアー2020第5ステージ

スタートサインをする新城

レース後の新城は、

「一昨日と同じ山頂ゴールの今日。前回は良いチームワークで先頭で上り始めることができたので今日も同じプラン。ただ、一昨日と違い風が強いので上りに入る前にかなり脚を使うことになるし、1日中緊張状態が続くステージでした。

上り始めまでチームリーダーのワウト・プールスのそばでできる限りのことをして、その後は上りの勾配も分かっていたので、できる限り頑張ってフィニッシュを目指しました。

残り2ステージ。スプリントのステージになると思う。マーク(・カヴェンディッシュ)で1勝できるよう頑張って働いてきます」。

と語っていたが、レース出場中のチーム関係者2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、残り2ステージが中止となりレースが閉幕。関係者は全員検査を受け、結果が出るまではホテルにとどまる隔離措置が取られた。

新城の次のレースは、イタリアで2020年3月25日~29日まで開催予定のステージレース、コッピバルタリとなる。