新城幸也 UAEツアー2020第1ステージを60位でフィニッシュ

 1月のオーストラリア遠征を終え、タイでの合宿に入っていた新城幸也(バーレーン・マクラーレン)にとっては約3週間ぶりのレースとなった「UAEツアー2020」。チームのメンバーは、2011年の世界チャンピオン、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)をエーススプリンターに、ワウト・プールス(オランダ)で総合上位を狙うという布陣だ。新城以外の6選手は全員今年からチームに新加入の移籍組だが、どの選手も経験、実績も十分なベテランぞろい。その中でも新城は最年長としてスプリントと山岳の両方でのサポートを担う重要な仕事を与えられている。
 
第1ステージはハイグレードなブラントショップや高級ホテルが立ち並ぶ人口島、パーム・ジュメイラをスタートし、ドバイ・シリコン・オアシスでフィニッシュとなる平坦の148km。トップスプリンターの共演となったゴールスプリントでカヴェンディッシュは15位、新城はトップと同タイムの集団の中60位で無事にフィニッシュしている。
 
新城UAEツアー第1ステージ

左から、2011年の世界チャンピオン、マーク・マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)、新城、エンリーコ・バッタリーン(イタリア)、エロス・カペッキ(イタリア)、ラファエル・バルス(スペイン)、ワウト・プールス(オランダ)、マルコ・ハラー(オーストリア)の6か国7人の選手で構成された

新城UAEツアー第1ステージ

総合優勝を狙うエースのワウト・プールス(オランダ)を守りながら走る新城

レース後の新城のコメント:

「初めてチームメートとして同じレースを走る緊張感はあったが、自分の仕事は変わりません。コミュニケーションも必要だし、このレースでうまく連携を築いていければいいと思っています。」

 
レースは2月29日までの7ステージで行われる。