TEAM UKYOが2026新体制を発表。窪木一茂や寺田吉騎らが加入
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2026年1月15日(木) 東京・神田明神文化交流館ECOCCO STUDIOにて、TEAM UKYOの新体制に関する発表会が開催された。窪木一茂や寺田吉騎、トンマーゾ・ダティなど新メンバーを追加し、今年も海外への挑戦を続ける。

ツール・ド・フランスに向け
昨年は、ツアー・オブ・ジャパンの個人総合優勝や全日本選手権を取り、アジアランキングを1位で終えたTEAM UKYO。ワールドチームなど全体を含めたチームランキングでは33位、UCIコンチネンタルチームの中ではトップと僅か5ポイント差で世界2位という結果を残した。

チームのスローガンについて説明を行う片山右京
「I-We’ll Challenge ひとりのチャレンジを一つのチームのために」をスローガンに、チームとしての目標は、変わらずにツール・ド・フランス出場へ向けて歩みを進める。
アルベルト・ボルピGMと、マヌエーレ・ボアロ監督などスタッフは2026年も継続。代表の片山右京は、今シーズンに向けてこう語った。「自分たちが弱かったところを補強するべく、監督、コーチ陣で選手を決めて、より戦力も強化していく形となります。2026年、またワンチームで世界を相手に戦っていきます」
2026年チームメンバー

日本人選手
・石橋 学
・窪木一茂(新・愛三工業レーシングチームより移籍)
・寺田吉騎(新・バーレーン ヴィクトリアス・デヴェロップメントチームより移籍)
・山本哲央(新・チームブリヂストンサイクリングより移籍)
・曽根田仁(新・TEAM UKYO REVEから昇格)
・渡邉耶斗(新)

海外選手
・ニコロ・ガリッポ
・シモーネ・ラッカーニ
・アンドレア・ダマト
・ナホム・ゼライ
・フェデリコ・イアコモーニ(新・ビエッセ・カレラ・プレメックより移籍)
・トンマーゾ・ダティ(新・ビエッセ・カレラ・プレメックより移籍。なお、昨年はコフィディスのトレーニーとしても活動)

日本人選手で唯一の継続選手となった石橋
会場に出席した石橋は、「今回、日本人選手の中では唯一の継続なんですが、監督やイタリアの選手と去年までやってきたことをさらによくしていけるように、世界で戦えるチームが自分にとってすごくいい舞台だと思っているので、今年1年間、またいい結果を残せるように頑張っていきたいと思っています」とコメント。

オンラインで沖縄から出席した窪木(左)、山本(中央)、寺田(右)
窪木、寺田、山本は、トラックナショナルチームの沖縄合宿に参加中で、オンラインでの出席となった。
移籍してきた窪木は、以前にもTEAM UKYOでの活動経験があり、抱負をこう語った。「今年からチームに加入できてすごくうれしいです。2015年に加入していた時のチームとは今は違って、世界を目指していて、ツール・ド・フランスという夢もとても大きくて、自分もこのチームに関わることができてうれしく思っています。2028年のロサンゼルスオリンピックで金メダルを取ることを目標に頑張っていきたいと思います。チームのメンバーと一緒に成長していきたいと思っています」
寺田は、「このチームに所属できることをうれしく思います。昨年までバーレーン ヴィクトリアス・デベロップメントチームで活動していて、その経験を生かして、今年またヨーロッパにTEAM UKYOのメンバーとして挑戦できると思うので、今、沖縄でトラックナショナルチームで活動しているのですが、ロードレースに向けてもすごくいいトレーニングができているので、シーズンスタートするのが楽しみです」と話した。
山本も、「本当にTEAM UKYOに 2026年から加入できることをうれしく思っています。すごくレベルの高いチームなので、僕のトラックで活かしてきた経験をロードレースにつなげて、何とかチームに貢献できるよう頑張りたいと思います」と語った。

TEAM UKYOが使用する機材はクオータのK-A1

育成チームであるTEAM UKYO REVEが使うのは以前からと同様のエルヴスのバイク

デザイナーのアケミ S. ミラーさんと共同開発したカバンなどを販売予定
2025年はアジアツアーランキングで1位に輝いたものの、そのおよそ6割のUCIポイントはイタリア人選手らが獲得したポイントであり、日本人選手の獲得しているUCIポイントのほとんどがアジア選手権などで得たもの。現状、どうしたって日本人選手は海外選手のアシストという形だ。それも世界トップのワールドチームやプロチームでアシストという仕事を任される状態とはまだ違うように思える。
おそらく現在ではツアー・オブ・ジャパンを勝てる選手が世界ではアシストとして使える”最低限”だ。それでも勝てるチームのメンバーとしてその場にいることは日本人選手たちにとっても大きな経験にはなっているはず。だが、世界で、そして最高峰のツール・ド・フランスで日本チームとして、日本人を入れた構成で走るのならば、ヨーロッパで戦って自らもポイントを取ることができる日本人選手を作り上げることが必須となってくるだろう。
TEAM UKYOは今シーズンも中東でのレースからシーズンをスタートさせる。











