プロチームバイク図鑑2025 グルパマ・エフデジ(ウィリエール)
「2025サイクルロードレース選手名鑑」のプロチームバイク図鑑よりピックアップ。グルパマ・エフデジが駆るウィリエール トリエスティーナのマシンを紹介する。
WILIER TRIESTINA VERTICALE SLR
ウィリエール トリエスティーナ・ヴェルティカーレ SLR
フレームセット価格/126万5000円(グルパマFDJカラー)、104万5000円(ノーマルカラー)
昨年からイタリアンブランドのウィリエールトリエスティーナを駆るグルパマ。エアロ系万能機の「フィランテSLR」の使用頻度は高いものの、グランツールでの総合上位が期待されるD・ゴデュが山岳ステージで勝負をかける際に頼りにするのは、ニューモデルの「ヴェルティカーレSLR」だ。軽量系万能機というコンセプトは前作のゼロSLRから継承するものの、フレーム形状は再設計され、カーボン素材も見直された。さらに「アクティブモールディングシステム」というフレームの製造も新たに採用。形状・素材・製法の全てを最新・最適化してフレーム単体で720g(Mサイズ塗装済み)の重量を実現した。もちろん高い重量比剛性を得ながらも空力性能へも配慮は抜かりなく、今回は新たにステム一体型のフレア形状ハンドル「Vバー」もセット。そして、昨年までシマノのホイールを装備していたが、今年はウィリエールの傘下にあるイタリアンパーツブランド、ミケのクレオスRDに変更。これにより、完成車としての総合力がさらに磨かれた。
使用パーツブランド
コンポ:シマノ
ホイール:ミケ
タイヤ:コンチネンタル
ハンドル:ウィリエール トリエスティーナ
サドル:プロロゴ
SUPERSONICA SLR
スーパーソニカ SLR
フレームセット価格/137万5000円(受注発注品)
TTスペシャリスト、S・キュンクを最速のゴールへと導くのが「スーパーソニカ SLR」だ。昨年のスイス一周のプロローグTTでデビューし、その後のスイス選手権の個人TTで、キュンクのタイトル奪還に貢献した1台である。バイクの開発はキュンクの全面協力により進められた。CFDによる空力シミュレーション、英国シルバーストーンなどでの風洞実験、地元スイスのヴェロドロームやベルギーでの実走など、その開発は長期にわたったという。こうして生まれたスーパーソニカ SLRには、トラックバイクでトレンドとなるワイドスタンスの前後フォーク、極限まで詰められたシートチューブとタイヤのクリアランス、面位置となったトップチューブとベースバーなど、最先端の造形が反映されている。その結果、従来モデルの「ターバインSLR」から約16%の空気抵抗を実現するに至った。
※掲載価格はプロチームが使うモデルと同等もしくは近似グレードです。プロチームが使用する車体は、カラーリングやパーツアッセンブルが異なる場合があります。モデルによっては国内で取り扱いのないものもあります。













