英国のサイモン・イェーツが引退を発表

英国のサイモン・イェーツ(チームヴィスマ・リースアバイク)が2026年1月7日に、33歳で現役を引退すると発表した。
 

Simon Yates

英国のサイモン・イェーツが2026年シーズン開幕を目前にして電撃的な現役引退を発表した (photo : LaPresse)

 
サイモン・イェーツは昨年ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)で総合初優勝し、先月イタリアの首都ローマで開催された2026年大会のコース発表会にはディフェンディングチャンピオンとして参加し、「2025年のジロの終わりに感じた感動は信じられないもので、本当にあれをもう一度味わいたいと願っている」と、コメントしていた。

トラック競技で活躍した後、2014年に双子のアダムと一緒にプロデビューしたサイモン・イェーツは、2018年にスペインのブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)で総合優勝し、昨年のジロは2つ目のグランツール制覇だった。11年のキャリアで、彼はグランツール全てで区間優勝し、合計11勝を上げた。

 

■引退を発表したサイモン・イェーツのコメント

「プロ自転車競技から引退する決断を下した。これは多くの人々にとって驚きだろうが、軽々しく下した決断ではない。この事を長い間考え続け、今こそがこのスポーツから身を引く適切な瞬間だと感じている。

物心がついた頃から、自転車競技は人生の一部だった。マンチェスター・ヴェロドロームのトラックレースから最大の舞台での競い合いと勝利、そしてオリンピック代表になる事が、人生の全ての章を形成した。自分の成し遂げた成績を非常に誇りに思い、同時にそこから得た教訓に感謝している。

勝利というものはずっと記憶に残るものだろうが、困難な日々や挫折も重要なものだった。それは回復力と忍耐力を教え、成功の価値をより高めてくれた。

これまで私をサポートしてくれた全ての人々、スタッフ、チームメイトへ。あなた方の揺るぎのない信念と忠誠心のおかげで、私は自分の夢を実現する事ができた。私が自分を疑っても、あなた方は決して疑わなかった。ありがとう。

私のチーム、チームヴィスマ・リースアバイクへ。今止めるという私の決断を理解し、支持してくれて感謝している。あなた方は私に歴史を書き変えるチャンスを与えてくれ、信頼と信念を通し、我々は一緒にそれを成し遂げた。ありがとう。

私の家族へ。あなた方はこのスポーツに伴う犠牲を分かち合った。誕生日に欠席する事は、決して容易ではなかった。それでもあなた方は、この旅が私にとってどれほど意味があるのかを理解し、心から支えてくれた。言葉では言い尽くせないほどの恩を感じている。ありがとう。

私は深い誇りと心の安らぎを持ってプロ自転車競技から離れる。この章は、想像していた以上のものを私に与えてくれた。レースが終わり、次に何が来ようと、思い出と瞬間はずっと残るだろう。この旅路に感謝する」
 

Simon Yates

昨年12月に行われたジロのコース発表会に参加したサイモン・イェーツ。この時はタイトル防衛に意欲的と思われる発言をしていたのだが… (photo : LaPresse)

 

チームヴィスマ・リースアバイク 公式サイト

 

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