2015ロード世界選・個人TTでベラルーシのキリエンカが初優勝

米国東海岸バージニア州のリッチモンドで開催中の2015UCIロード世界選手権は、9月23日に男子エリートの個人タイムトライアル(53.5km)を競い、ベラルーシのバシル・キリエンカ(チームスカイ)が初優勝し、母国にこのカテゴリーで初のアルカンシエルをもたらした。

34歳のキリエンカはこの種目で2012年に3位になって表彰台へ上がり、2013年、2014年は4位だった。今季はジロ・デ・イタリアの個人TTで優勝し、ヨーロピアンゲームの個人TTでも金メダルを獲得していた。彼はこの日、すべての計測ポイントでトップタイムを出して優勝した。

昨年はスペインのポンフェラダで開催された世界選手権でブラッドリー・ウィギンスが優勝しており、英国のチームスカイは2年連続でTT世界タイトルを獲得したことになる。

2015UCIロード世界選手権

2位にはイタリアのアドリアーノ・マローリ(モビスター)、3位にはフランスのジェローム・コッペル(フランス)が入った。

TT世界チャンピオンに3度輝き、優勝候補のトップだったドイツのトニー・マルティン(エティックス・クイックステップ)は最終走者でスタートしたが、16km地点にあった最初の計測ポイントですでにキリエンカより11秒遅れていた。彼は結局1分16秒遅れの7位でレースを終えた。

9月13日に終了したブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)で大活躍し、昨年この種目で3位だったオランダのトム・デュムラン(ジャイアント・アルペシン)は、直前に臀部の筋肉を痛めてしまったが、1分1秒遅れの5位と健闘した。

3日前に開催されたチームタイムトライアルで、米国のBMCレーシングチームに連覇をもたらす牽引車となり、この日も優勝候補の1人と考えられていたオーストラリアのローハン・デニス(BMC)は、途中自転車交換で止まらなければならず、1分7秒遅れの6位だった。

 

2015UCIロード世界選手権

 

■男子エリート・個人タイムトライアル結果[2015年9月23日/53.5km]
1 バシル・キリエンカ(ベラルーシ/チームスカイ)1時間02分29秒
2 アドリアーノ・マローリ(イタリア/モビスター)+9秒
3 ジェローム・コッペル(IAM/フランス)+26秒
4 ホナタン・カストロビエホ(モビスター/スペイン)+29秒
5 トム・ドゥムラン(オランダ/ジャイアント・アルペシン)+1分01秒
6 ローハン・デニス(オーストラリア/BMC)+1分07秒
7 トニー・マルティン(ドイツ/エティックス・クイックステップ)+1分16秒
8 マチエイ・ボドナル(ポーランド/ティンコフ・サクソ)+1分17秒
9 マルチン・ビアウォボーツキ(ポーランド/ワンプロサイクリング)+1分22秒
10 モレノ・モゼール(キャノンデール・ガーミン/イタリア)+1分31秒
12 タイラー・フィニー(米国/BMC)+1分36秒

http://richmond2015.com

 

過去10年間のTT世界チャンピオン

2014 ブラッドリー・ウィギンス(英国)

2013 トニー・マルティン(ドイツ)

2012 トニー・マルティン(ドイツ)

2011 トニー・マルティン(ドイツ)

2010 ファビアン・カンチェッラーラ(スイス)

2009 ファビアン・カンチェッラーラ(スイス)

2008 ベルト・グラブシュ(ドイツ)

2007 ファビアン・カンチェッラーラ(スイス)

2006 ファビアン・カンチェッラーラ(スイス)

2005 マイケル・ロジャース(オーストラリア)