UCIワールドツアー最終戦のグリー・ツアー・オブ・グアンシー2025 は英国のダブルが総合初優勝

中国で開催されていたUCIワールドツアー最終戦の第6回グリー・ツアー・オブ・グアンシーは、10月19日に最終ステージを競い、英国のポール・ダブル(チーム ジェイコ・アルウラー)が29歳で総合初優勝を果たした。
 

Guangxi 2025

左から総合2位のラフェ、総合初優勝のダブル、総合3位のナルバエス (©SprintCycling)

 
総合2位は15秒差でフランスのヴィクトール・ラフェ(デカトロン・AG2Rラモンディアル)、総合3位は16秒差でエクアドルのジョナタン・ナルバエス(UAEチーム・エミレーツ・XRG)だった。

第6回大会はフランスのポール・マニエ(スーダル・クイックステップ)が集団ゴールスプリントで4連勝した後、クイーンステージとなる第5ステージが行われ、ノングラ山のカテゴリー1頂上ゴールをダブルが制してワールドツアー初優勝を果たし、総合首位に立った。最終日はマニエが今大会区間5勝目を上げ、ダブルが総合首位を守った。ダブルは9月下旬にツール・ド・スロバキア(UCIヨーロッパツアー2.1)でも総合優勝していた。
 

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クイーンステージを制し、29歳でワールドツアー初優勝を果たしたダブル (©SprintCycling)

 
■総合初優勝したダブルのコメント
「とても嬉しくて、フィニッシュラインでは今日とても良かったチームメイトたちと一緒に居てちょっと感動した。(区間優勝して総合首位に立った)昨日も嬉しかったが、今日は仕事を終えてちょっと感動的だった。最終周回でラフェがアタックした時はパニックになった。自分で追いかけようとしたが、良い仕事ができなかった。でもその後、ハザリーがそこに来て、彼はとても強かった。それからズッターリンも戻ってきた。最後は全てうまくいき、我々はここに居て、ボクはレッドジャージを獲ったんだ」
 

■第6回グリー・ツアー・オブ・グアンシー 個人総合最終成績
[10月14日~19日/UCIワールドツアー/中国]
1. DOUBLE Paul (TEAM JAYCO ALULA / GBR) 22:37:12
2. LAFAY Victor (DECATHLON AG2R LA MONDIALE TEAM /FRA) +15
3. NARVAEZ PRADO Jhonatan Manuel (UAE TEAM EMIRATES XRG / ECU) +16
4. HONORÉ Mikkel (EF EDUCATION – EASYPOST / DEN) +19
5. NORDHAGEN Jørgen (TEAM VISMA | LEASE A BIKE / NOR) +23
6. UIJTDEBROEKS Cian (TEAM VISMA | LEASE A BIKE / BEL) +23
7. BONNEU Kamiel (INTERMARCHÉ – WANTY / BEL) +30
8. BILBAO LOPEZ DE ARMENTIA Pello (BAHRAIN VICTORIOUS / ESP) +31
9. ZWIEHOFF Ben (RED BULL – BORA – HANSGROHE / GER) +31
10. NERURKAR Lukas (EF EDUCATION – EASYPOST / GBR) +31

[各ステージの優勝者]
■第1ステージ:MAGNIER Paul (SOUDAL QUICK-STEP / FRA)
■第2ステージ:MAGNIER Paul (SOUDAL QUICK-STEP / FRA)
■第3ステージ:MAGNIER Paul (SOUDAL QUICK-STEP / FRA)
■第4ステージ:MAGNIER Paul (SOUDAL QUICK-STEP / FRA)
■第5ステージ:DOUBLE Paul (TEAM JAYCO ALULA / GBR)
■第6ステージ:MAGNIER Paul (SOUDAL QUICK-STEP / FRA)
 

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最終ステージはフランスのマニエが今大会5勝目を上げた (©SprintCycling)

 

ツアー・オブ・グアンシー公式サイト