個人総合優勝＆チーム総合1位！新城「最高な3日間だった」マイナビ ツール・ド・九州2025 最終ステージ
マイナビ ツール・ド・九州２０２５(2-1) 最終日の第3ステージが10月13日（月・祝）に行われ、チーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニはキリロ・ツァリンコ（ウクライナ）の個人総合優勝を守り、チーム総合も1位を獲得した。
チームにとって総合リーダーを守り切ることだけを目標に挑んだ最終日、第3ステージは宮崎県延岡市をスタートし日豊海岸を北上しながら、県をまたぎ大分県へ。カテゴリー2級山岳を含む海岸線沿いのアップダウンを繰り返す119.25kmのコース。
総合で逆転を狙うチームの総攻撃を受けながらも、新城幸也を中心に冷静にレースをコントロールしながら集団をまとめ、逃げを許すことなく集団スプリントに持ち込み、ツァレンコはメイングループでフィニッシュし、個人総合優勝に輝いた。新城もトップと同集団の中14位でフィニッシュし、総合19位でレースを終えた。
格上のワールドツアーチームを押さえて、個人、チーム総合優勝というチームとしては最高の結果で、次の日本でのレース、宇都宮ジャパンカップに臨む。
ツァレンコを守りきったチーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ Photo：ツール・ド・九州２０２５実行委員会
新城幸也のコメント：
無事に総合リーダーを守れてホッとしています。チームは僕を信頼してくれて、コントロールを任せてくれたので、その期待に応えるべく、全力を尽くした。ツァレンコに誕生日プレゼントをすることが出来たし、来週のジャパンカップに向けて、良い流れを作ってくれた。最高な3日間だった。
これまで総合リーダーを守ることを何度も経験してきて、今は僕が彼らに教える立場だと改めて感じた。リーダーチームとして当たり前ことが、全員の共有認識として、きちんと確認すべき！ということも改めて感じた。皆が調子が良い週末だったので、ジャパンカップでも全力で頑張りたいと思う。
ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ参加選手
ヴァレリオ・コンティ（イタリア）総合41位
クリスティアン・スバラーリ（イタリア）総合20位
キリロ・ツァレンコ（ウクライナ）総合優勝
新城幸也（日本）総合19位
アンドレア・ピラス（イタリア）総合57位
ダヴィデ・バルダッチーニ（イタリア）総合21位
マイナビ ツール・ド・九州 2025
UCIアジアツアー2.1（ステージレース クラス１）
2025年10月10日(金) 佐世保クリテリウム（長崎県）
2025年10月11日(土) 第1ステージ 福岡ステージ（福岡県）
2025年10月12日(日) 第2ステージ 熊本阿蘇ステージ（熊本県）
2025年10月13日(月・祝) 第3ステージ 宮崎・大分ステージ（宮崎県／大分県）
