10月4日（土）に開催されたツール・ド・ランカウイ2025 第7ステージは、200kmを超える長い長い平坦コース。チームはこの日も、フィリッポ・フォルティン（イタリア）のスプリントに勝負をかける。

4人しか残っていないチームにとって、フォルティンを守るのは実質3選手となる中でも、新城幸也らがしっかりとリードアウト。しかし、力及ばすフォルティンは13位、力を出し切った新城は47秒遅れの87位でレースを終えている。

Photo：Yuzuru SUNADA

チームメイトを牽引する新城　Photo：Yuzuru SUNADA

新城幸也のコメント：

今日も昨日（第6ステージ）と同じ作戦で、集団スプリントに絞った。しかし、結果は2人の逃げ切りを許して、ステージでも上位に入れなかった。

自分たちは選手が4人しか残っていないため、集団のペースアップに加わることが難しかったし、集団スプリントのためにプランがあったので、それを遂行するには、全員が必要だった。終始集団をコントロールしていたチューダーの完全に見誤り。

良いことでは、チームプランは完璧だったこと。結果は別として、残り500mまでのリードアウトは今日も完璧だった。これにドゥシャン（ラヨヴィッチ）がリタイアしていなければ、ステージ優勝、もしくは3位以内は確実だっただろう。

明日はクアラルンプールにゴールする最終日だが、集団スプリントになるかわからない。終盤に2つの上りがあるので、総合10位の周辺の秒差争いのアタック合戦が始まれば、スプリンターはドロップアウトするだろう。明日は自分のためにうまくレースをしたいと思う。

大会オフィシャルサイト
Beat The Heat | PETRONAS Le Tour de Langkawi 2025

チーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニの出場メンバー
新城幸也（日本）
フィリッポ・フォルティン（イタリア）
ジョルジェ・ジュリッチ（セルビア）第3ステージDNF
ドゥシャン・ラヨヴィッチ（セルビア）第2ステージDNF
ロベルト・ゴンサレス（パナマ）
フェリックス・ジェームズ・メオ（ニュージーランド）