新城らがリードアウトしてフォルティン4位 ツール・ド・ランカウイ2025 第2ステージ
9月29日(月)に開催されたツール・ド・ランカウイ2025 第2ステージは、ランカウイ島から本島に舞台を移しての162kmのラインレース。
スタートから雨が降り続くコンディションの中、アタック合戦が続き、新城幸也(ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)も積極的に参加する。そんななかエーススプリンター、ドゥシャン・ラヨヴィッチ(セルビア)が胃腸のトラブルでレースをリタイア。チームとしては苦しい状況に追い込まれる。
しかし、チームは諦めることなく、これまでラヨヴィッチのリードアウトとして牽引してきたベテランスプリンターのフィリッポ・フォルティン(イタリア)で勝負する作戦に切り替え、ワールドツアーチームの位置取りを利用しながらうまく立ち回り、新城らがリードアウトを成功しフォルティンはステージ4位に入った。新城はトップと同タイムの集団内、46位でフィニッシュしている。

アタックを試みる新城(写真右)Photo:TDL

ステージ4位に入ったフィリッポ・フォルティン Photo:TDL
新城幸也のコメント:
朝から強い雨が降り続いていた。スタート地点に移動しても雨は止まずに、結構な土砂降りの中スタート。アタック合戦は昨日よりも長く続いた。
スタートからドゥシャン(ラヨヴィッチ)が胃腸の問題を抱えていて、レースに着いていくことができずにリタイアしてしまった。気温の変化が原因だったかもしれない。エーススプリンターのドゥシャンがリタイアしたことで、今日はフィリッポ(フォルティン)で狙うことに。
ラスト5kmが直線ということで、強い隊列を作れるウノエクスかチューダーの番手を取る作戦で挑んだ。皆、牽制してか残り4kmでもペース上がらず、ウノエクスもポジションを上げないので前待ちの作戦に切り替え、チームをなるべく前の方で待機して後からくるチームに並ぶことになった。
今日も足は絶好調で残り1.5kmぐらいでチューダーとウノエクスの隊列にフィリッポが入れたのを確認して足を緩めた。惜しくもステージ4位だったが、ドゥシャンがいなくなった穴をしっかりと埋めてくれた。
これからのステージもフィリッポで勝負できそうなので、引き続きステージ優勝目指して頑張る!
大会オフィシャルサイト
Beat The Heat | PETRONAS Le Tour de Langkawi 2025
チーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニの出場メンバー
新城幸也(日本)
フィリッポ・フォルティン(イタリア)
ジョルジェ・ジュリッチ(セルビア)
ドゥシャン・ラヨヴィッチ(セルビア)第2ステージDNF
ロベルト・ゴンサレス(パナマ)
フェリックス・ジェームズ・メオ(ニュージーランド)











