チームユンボ・ヴィスマは2020シーズン「ビアンキ・オルトレXR4ディスク」など4モデルを使用
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2019年12月23日、 Team Jumbo-Visma(チームユンボ・ヴィスマ)2020シーズン チームプレゼンテーションがチームのスポンサーであるHEMAの本社所在地であるオランダ・アムステルダムにて開催された。
2019年はチームにとって飛躍の年となった。プリモシュ・ログリッチはブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝とUCIランキング1位を獲得し、チームとしてはシーズン52勝を挙げた。
ジロ・デ・イタリアでも総合3位という成績を残したログリッチ、ツール・ド・フランスで総合3位を獲得したスティーフェン・クラウスウェイクに加え、 2020シーズンは新たに2017年のジロ・デ・イタリア覇者であるトム・デュムランが加入する。
2020年シーズンはログリッチ、クラウスウェイク、ヴァンアールト、フルーネウェーヘンに続き、デュムランの新加入により更に強力な陣容で臨む。
またデュムランに加え、クリストフ・フィングステン、クリス・ハーパー、トビアス・フォスがチームに加わる。
チームの活躍は総合成績の獲得だけにとどまらない。スプリント勝利も量産し、ディラン・フルーネウェーヘン、ウァウト・ヴァンアールト、マイク・トゥニセンはそれぞれ今年のツール・ド・フランスでステージ優勝を果たした。
チームは2020年、非常に強力な布陣でツール・ド・フランスに臨む。プリモシュ・ログリッチ、スティーフェン・クライスウェイク、そしてトム・デュムランがリーダーとなり総合優勝を狙う。
またジロ・デ・イタリアではジョージ・ベネット、ブエルタ・ア・エスパーニャではクラウスウェイクがリーダーとなる。フルーネウェーヘンはジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャ、ミラノ~サンレモ、ブルージュ・デ・パンネでの勝利を目指す。
春のクラシックシーズンではフランドル・クラシックをウァウト・ヴァンアールト、マイク・トゥニセン、アマンド・ヤンセンが勝利を狙い、続くアルデンヌ・クラシックではログリッチとデュムランが活躍を誓う。
各選手のコメント
トム・デュムラン選手のコメント:
「至上命題はツール・ド・フランスで勝利をつかむこと。3人のリーダーが全力を尽くして戦うよ!ツールで3人がそろい共闘することができるのは素晴らしいことだ。」
スティーフェン・クラウスウェイク選手のコメント:
「ツール・ド・フランスではチームとして勝利をつかみたい。最も強いライダーがいてそれは可能になる。トムとプリモシュ、そして僕が協力すれば可能だと思うよ。」
プリモシュ・ログリッチ選手のコメント:
「僕たちのゴールはツール・ド・フランスで勝利すること。僕はその一部でありたい。是非ともそのチームに加わりたいね。」
ディラン・フルーネウェーヘン選手のコメント:
「ジロ・デ・イタリアの開幕からの数ステージでは十分なチャンスがある。ジロ・デ・イタリアと (来年度ホームのオランダスタートである )ブエルタ・ア・エスパーニャに出ることは自然なこと。全てのグランドツアーで勝利をおさめることになったら、それは素晴らしいシーズンになると思う」
チームユンボ・ヴィスマが使用するビアンキCVモデル
ビアンキはカウンターヴェイルを搭載した”Bianchi CVシステム”で設計された4つのモデルをチームに提供している。
OLTRE XR4
エアロダイナミクスにおける利点とコントロールを最大化するように設計されたオルトレ XR4。ビアンキの究極のエアロロードレーシングマシンで、カウンターヴェイルを搭載した”Bianchi CVシステム”で設計されている。グラフィックは新しいシーズンに向けて更新された。チームはオルトレ XR4 ディスクバージョンを使用する。
Aquila CV
究極のタイムトライアルマシンであるAquila CVは、”Bianchi CVシステム”で設計され、各ペダルストロークで最大限の制御を行い、出力とライダーのエネルギーを増加させるように設計されている。
Infinito CV
インフィニート CVはクラシック向けの理想的なバイクで、凹凸のある表面を顕著に制御し、筋肉疲労を軽減する。特許取得済みのカウンターヴェイルカーボン素材を使用した革新的な”Bianchi CVシステム”で設計されており、路面の振動を除去する。
Zolder PRO Disc
シクロクロス用にビアンキが設計したカーボンプラットフォームは、最高のパフォーマンスを実現するべく最新版に進化した。