ブエルタ・ア・エスパーニャ2025 マドリードの最終ステージが抗議デモで中止

9月14日にスペインの首都マドリードで開催されていた第80回ブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)の最終ステージは、市街地のサーキットコースにパレスチナを支持する抗議デモ参加者が集結したため、安全上の理由で51kmで終了し、実質中止となった。
 

VUELTA2025

マドリードのサーキットに入る前にレースは一時中断し、そのまま中止になった (©SprintCycling)

 
最終日の第21ステージは、予定通りマドリード郊外のアラルパルドをスタートし、恒例の写真撮影や祝杯を行いながらマドリードを目指した。しかし、市街地のサーキットコースに入る直前の残り58kmで、抗議デモ隊がコースに乱入して一時レースは中断した。抗議デモ参加者はサーキットコースにもおびただしい人数が集結し、警察の手に負えない状態になっていた。
 

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主催者は抗議デモに備えて警備を増員していたが、マドリードの最終ステージは中止になってしまった (©SprintCycling)

 
主催者は最終ステージを51kmで終了する事を決定し、表彰式も行われない事になった。残念な結末を迎えたが、第80回大会の総合優勝者はデンマークのヨーナス・ヴィンゲゴー(チームヴィスマ・リースアバイク)になった。

ブエルタ・ア・エスパーニャ公式サイト

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