ウィンスペースがツール・ド・フランス・ファムに出場
2025年7月26日から8月3日まで開催される女子グランツール「ツール・ド・フランス・ファム」に、フランス籍のUCIプロチーム、ウィンスペース・オレンジシールが出場する。
2008年に創業したウィンスペースは、ビジョンのひとつとして、“世界最高峰の舞台に立つ”という目標を掲げ続けてきた。 2024年は、「ラ・ブエルタ・フェミニーナ」へ出場し、中国ブランドとして初めて女子グランツールの舞台に立っている。そして2025年、世界で最も注目を集める女子ステージレースでさらなる挑戦が始まる。
出場予定メンバーは以下のとおり。
コンスタンス・ヴァランタン
マリーヌ・アリオーヌ
ナディア・ゴントヴァ
キアラ・リリク
フィオナ・マンガン
アウレラ・ネルロ
カロリナ・ペレキトコ
2022年の復活から2025年で第4回目を迎えるツール・ド・フランス・ファムは、7月26日に自転車競技が盛んなフランス北西部・ブルターニュ地方の都市ヴァンヌからスタート。フランスを西から東へと横断し、9日間にわたる過酷でダイナミックなステージを経て、アルプス山脈の麓・シャテルでフィニッシュを迎える。世界トップクラスの22チームが選出され、戦略、スピード、チームワークがぶつかり合う見応えあるレースが展開される。
ウィンスペース創業者の蔡CEOは、「これまで数々の困難を乗り越えながら、中国国内で確かな存在感と信頼を築いてきました。 そしていま、ウィンスペースはロードバイクブランドとして、世界の舞台でも着実にその名を広げつつあります。 今回のツール・ド・フランス出場は、私たちにとってひとつの通過点であり、あらたなスタートでもあります。 私たちが信じてきた価値や理念が、ようやく世界に届き始めた。そう実感しています。 これからも、世界中のライダーに“選ばれるブランド”“愛されるブランド”を目指し、私たちは走り続けます」とコメントしている。
ウィンスペース・オレンジシールが使用するのは、新たなフラッグシップフレーム「SLC5」だ。 素材には、従来の2倍のコストをかけた軍事用グレードのカーボンを投入。金型もゼロから見直し通常の2倍のコスト、開発には風洞実験やCFD解析、さらには全自動X線による品質管理など、あらゆる手段を注ぎ込んだ。 その結果、欧米ブランドのハイエンドモデルと肩を並べる空力性能と、あらゆるシーンでバイクと一体化するような剛性感を両立したという。また、 ツール・ド・フランス・ファム出場を記念した特別グラフィックのモデルも発表される予定だ。

















