日本代表トラック競技 新体制発表

日本自転車競技連盟(JCF)が、LA2028に向けたトラック競技のコーチ陣の新体制を発表した。

 

JCFハイパフォーマンスディレクター:三瓶将廣

強化スーパーバイザー:中野浩一

強化委員:小野口裕朗

JCFハイパフォーマンスセンター(HPCJC)ディレクター:ミゲル・トーレス(MiguelTORRES)

短距離ヘッドコーチ:ジェイソン・ニブレット(JasonNIBLETT)

中距離ヘッドコーチ:ダニエル・ギジガー(Daniel GISIGER)

ジュニア・短距離アドバイザー:新田祐大

ジュニアコーチ:上野みなみ

現在の強化指定選手はこちら
https://jcf.or.jp/track/player/

 

【三瓶将廣氏コメント】
トラック種目においては、東京オリンピック、パリオリンピックと着実にステップアップを重ね、昨年は世界チャンピオンを獲得など目標である世界の頂点にあと一歩のところまで近づいてきました。今後も多様な自転車種目との連携を図りながら、新たなディレクターやコーチングスタッフと共に、世界の強豪国と肩を並べるパフォーマンスを発揮できるチームづくりを進めていきます。強化体制の構築にあたっては、全体の基盤づくりや選手育成のパスウェイを含め、.期的視野で持続可能な強化の仕組みづくりに取り組んでまいります。

【中野浩一氏コメント】
パリ 2024大会後、トラック部会で体制について協議をしてきた結果、新たな形となりました。LA2028大会での金メダル獲得に向け、発表する体制が最善だと認識しています。エリートからジュニアまで、しっかりと統率の取れた強化を行うことで更なる高みを目指していける体制だと期待しています。

【小野口裕朗氏コメント】
去年の世界選手権では 3人の選手が世界一になるなど、パリ 2024大会の雪辱を果たす結果を残しました。ただ、ここで我々の挑戦が終わるわけではありません。新たな体制では更なる結果を残します。

【ミゲル・トーレス氏コメント】
日本に戻り、JCFハイパフォーマンスセンター(HPCJC)のディレクターとしての職務を再び担う機会をいただき大変光栄に思います。私たちの取り組みは、選手一人ひとりが自らの力を最大限に発揮できるよう、支援・環境・機会が整った強固で一貫したパスウェイを構築・強化することです。トレーニングセンターでの日常的な育成活動と、ナショナルチームによる国際大会での経験を通じて、それを実現していきます。やるべきことは多くありますが、日本の可能性を信じています。ロサンゼルス2028、ブリスベン 2032オリンピックに向けて、素晴らしいチームとともに着実に前進していけることを楽しみにしています。

【ジェイソン・ニブレット氏コメント】
新たなアプローチを用い、科学的にトレーニングを行うことで更に強くなることが新体制では見込まれます。パリ 2024でも狙ったことではありますが、目標はオリンピックでメダルを獲得すること。狙った種目でメダルを獲得できるようにトレーニングを重ねていきます。

【ダニエル・ギジガー氏コメント】
中距離の選手たちは日々成.を遂げています。ただ、今後必要になるのはロード種目との掛け合わせによる強化だと思っています。欧州でのロードレースによるトラック種目の身体的強化、そしてトラック種目で得られる技術面をロードに活かしていくことで、日本チームは更なる飛躍を遂げることができます。今後はそういった種目間の行き来を多くして、強化を図り、LAを目指していきたいです。

 

【2025年の主要大会参加予定】
5月29日(木)〜6月1日(日)
JAPAN TRACK CUP I&II(伊豆)
https://japantrackcup.com/

8月
全日本選手権大会トラック(伊豆)

10月
世界選手権大会トラック(チリ・サンティアゴ)