スチュワートが総合2位に。新城「富士山で最大限のアシストをしたい」ツアー・オブ・ジャパン2025 第5ステージ
ツアー・オブ・ジャパン2025 第5ステージの舞台は、新城幸也がヨーロッパのプロチームに所属する前に1年間、住んだこともあるゆかりの地、飯田市。長野県飯田市街を見下ろす山間に設定された1周10.8kmの周回コースを10周する120.9km。最大勾配10%の上りと、名物となったTOJコーナーなどのテクニカルなダウンヒルが繰り返される難関コース。
チームはツール・ド・熊野で総合優勝し、日本で好調ぶりを発揮しているマーク・スチュワート(イギリス)が最終周回に2人の選手と抜け出し、2位でフィニッシュ。総合も惜しくもトップと2秒差の2位に付けている。そして、47秒差のメイン集団の先頭でヴァレリオ・コンティ(イタリア)がステージ3位で、総合も6位に浮上した。
新城は6分32秒遅れの集団の中、43位でフィニッシュしている。

序盤からチームを牽引する新城 Photo:Miwa ARASHIRO

補給処で水を受け取る新城 Photo:Miwa ARASHIRO
新城幸也のコメント:
「久し振りに飯田ステージを走って、改めてTOJ飯田ステージは観客の皆さんの熱量や盛り上がるステージだと感じました!スタート前に久し振りにお会いできた方々もいて、レースに向けてのモチベーションは上がった。
レースは期待とは逆でサバイバル展開にならなかった。3人の先頭を誰も追いかけないので、我々からレースを動かすことにした。今日が誕生日のダヴィデがリーダーチームにダメージを与えるべくアタックし先頭集団に合流。リーダーチームはそのことを嫌がり、次の周回で強烈なペースアップで逃げを吸収し、先頭は20人程に絞られたと思う。
僕はその後ろの集団で前に追い付くか?追い付かないかのところにいたが、30人ぐらいの集団だったので、そのままこの集団を連れて行くのは、チームとしては不利になるかと思い静観し、そのまま飯田ステージは終わったが、先頭ではマークが2人で抜け出して、ステージ優勝争いをしてくれた。
結果はステージ2位と残念だったが、総合は暫定2位に浮上。明日の富士山ステージに向けて、良い流れになった。チームには3人の上れる選手がいるので、明日は3人に大暴れしてもらえるように、最大限のアシストをしたいと思う。」
UCI公認国際自転車ロードレース『Tour of Japan 2025』(アジアツアー・クラス2.2)
開催日程:2025年5月18日(日)~5月25日(日)
開催地:大阪府堺市、京都府京田辺市、三重県いなべ市、岐阜県美濃市、長野県飯田市、静岡県駿東郡小山町、神奈川県相模原市、東京都大田区
5月18日(日)13:35〜 1st 堺ステージ
5月19日(月)9:45〜 2nd JPF 京都ステージ
5月20日(火)9:30〜 3rd いなべステージ
5月21日(水)9:15〜 4th 美濃ステージ
5月22日(木)10:00〜 5th 綿半 信州飯田ステージ
5月23日(金)10:30〜 6th 富士山ステージ
5月24日(土)8:50〜 7th AMANO 相模原ステージ
5月26日(日)11:00〜 8th SPEEDチャンネル 東京ステージ
ツアー・オブ・ジャパン公式サイト
https://toj.co.jp/2025/
ツアー・オブ・ジャパン公式YouTubeチャンネル「BPAJ ch」
https://www.youtube.com/@BPAJch
富士山ステージのライブ配信
Tour of Japan 2025 Stage 6 FUJISAN
チーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニの出場メンバー
新城幸也(日本)
ダヴィデ・バルダッチーニ(イタリア)
ヴァレリオ・コンティ(イタリア)
ジョルジェ・ジュリッチ(セルビア)
ドゥシャン・ラヨヴィッチ(セルビア)DNF
マーク・スチュワート(イギリス)
新城幸也 公式X
https://x.com/YukiyaArashiro
サイスポ・ニュース
チーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニのツアー・オブ・ジャパン2025【信州飯田ステージ】











