アムステルゴールドレース2025 はスケルモーセが初優勝
UCIワールドツアーの1戦である第59回アムステルゴールドレースが、4月20日にオランダ南部リンブルフ州で開催され、デンマークのマティーアス・スケルモーセ(リドル・トレック)が、ゴールスプリントで世界チャンピオンのタデイ・ポガチャル(UAEチーム・エミレーツ・XRG/スロベニア)とベルギーのレムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)を打ち負かし、サプライズな初優勝を果たした。
カウベルフが最後の坂に
アムステルゴールドレースはリンブルフの34カ所の丘を越えるコースで競われ、今年は有名なカウベルフの坂が9年ぶりでゴール前の最後の坂になって話題になっていた。レースが動いたのは、ゴールまで残り47.6kmのフルペルベルフの丘だった。ここで集団からフランスのジュリアン・アラフィリップ(チューダー プロサイクリングチーム)がアタックし、ポガチャルが付いていった。
しかし、アラフィリップは次のクルイスベルフの丘でポガチャルに付いていけなくなり、集団に戻った。ゴールまで残り42.5kmで独走を始めた世界チャンピオンはすぐ集団に30秒差を付け、いつもの一人旅が始まったかに見えた。しかし、彼は1週間前に過酷なパリ~ルーベ(UCIワールドツアー)に参加していた。
ゴールまで残り31.9kmで、集団からスケルモーセがアタックし、単独で先頭のポガチャルを追走し始めた。続いてエヴェネプールが残り26.5kmで集団から飛び出し、2km先でスケルモーセに合流した。昨冬トレーニング中の交通事故で負傷したエヴェネプールは、金曜日のブラパンツ・ペイル(UCIプロシリーズ/ベルギー)でシーズンインしたばかりだったが、その初戦で優勝していた。
ゴールまで残り19.8kmのコントロールラインで、2人はポガチャルとのタイム差を14秒にまで縮めた。ポガチャルは2人を待ち、ゴールまで残り8kmで先頭は3人になった。カウベルフで抜け出す選手はなく、最後は3選手でのゴール勝負になった。
フィニッシュラインへと向かう長いホームストレートは、エヴェネプールが先頭を走り、残り300mで2番手のポガチャルが動いてスプリントが始まった。最後はポガチャルがエヴェネプールに競り勝ったが、最後尾を走っていたスケルモーセがフィニッシュラインで左側からポガチャルを差し、写真判定でスケルモーセの勝利が確定した。
第59回アムステルゴールドレース 結果
[4月20日/マーストリヒト~ファルケンブルフ(オランダ)/UCIワールドツアー/255.9km]
1. JENSEN Mattias Skjelmose Jennow (LIDL-TREK / DEN) 5:49:58
2. POGAČAR Tadej (UAE TEAM EMIRATES XRG / SLO)
3. EVENEPOEL Remco (SOUDAL QUICK-STEP / BEL)
4. VAN AERT Wout (TEAM VISMA | LEASE A BIKE/ BEL) +34
5. MATTHEWS Michael James (TEAM JAYCO ALULA / AUS) +34
6. BARRE Louis (INTERMARCHÉ – WANTY / FRA) +34
7. GREGOIRE Romain (GROUPAMA-FDJ / FRA) +34
8. BENOOT Tiesj (TEAM VISMA | LEASE A BIKE / BEL) +34
9. PIDCOCK Thomas (Q36.5 PRO CYCLING TEAM / GBR) +34
10. HEALY Ben (EF EDUCATION – EASYPOST / IRL) +34
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