ツール・ド・フランス2025はフランス北部のリールで開幕
アモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)は11月30日に、フランス北部ノール県のリールと北フランスが、2025年に開催されるツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)のグランデパール(開幕地)になると発表した。
発表会はリールにあるノール県庁で行われた。2025年のグラン・デパールはベルギーと国境を接しているフランス北部のオート・ド・フランス地域圏、ノール県、ヨーロッパの大都市リールの特質に焦点が当てられる。
初日の7月5日(土)は、リールがスタートとゴールの185kmで第1ステージが行われる。コースには3カ所の主要な丘が含まれ、ダンケルクの4日間レースやベルギーのヘント〜ヴェヴェルヘムで使用されるカッセルの丘は一部石畳の舗装になっている。2025年の最初のマイヨ・ジョーヌは、丘越えを厭わないスプリンターが獲得する事になりそうだ。
7月6日(日)の第2ステージは、ロワン・プランクをスタートし、海岸沿いのブーローニュ・シュル・メールにゴールする。終盤に丘が続き、アップヒルゴールでパンチャー向きのコースだ。
7月7日(月)の第3ステージは、34年ぶりでツールが訪れるヴァランシエンヌをスタートし、北海の街ダンケルクでゴールする。翌日の第4ステージは、ピカルディ地域圏のアミアンがスタートになるとだけ発表されている。
フランス北部は巨人伝説が残る地域で、パリ〜ルーベ(UCIワールドツアー)でもしばしばスタート地点や沿道に、お祭りで使われる巨人人形が飾られている。2025年のツール・ド・フランスでも、その巨人人形たちがレースを盛り上げてくれるだろう。
■ツール・ド・フランス2025 グランデパール
7月5日(土) 第1ステージ[リール・メトロポール~リール・メトロポール/185km]
7月6日(日) 第2ステージ[ロワン・プランク〜ブーローニュ・シュル・メール/209km]
7月7日(月) 第3ステージ[ヴァランシエンヌ〜ダンケルク/185km]
7月8日(火) 第4ステージ[アミアン・メトロポール〜 ? ]
◆サイスポ・ニュース:
イタリアで開幕するツール・ド・フランス2024 コース発表