スベインの首都マドリードの中心部で、10月29日に第２回マドリード・クリテリウムが開催され、世界チャンピオンのマテュー・ファンデルプール（アルペシン・ドゥクーニンク／オランダ）が優勝した。
 

マドリード・クリテリウム総合成績の表彰台。左から総合2位のアユソ、総合優勝したファンデルプール、総合3位のベロナ (©SprintCycling)

首都マドリードの中心部で行われたサイクリング・イベント

マドリード・クリテリウムは、マドリードの中心部にある有名なグランビア通りを舞台に、トップクラスのプロ選手と地元スペインの選手が参加して行われる２日間のイベントで、最終日の29日にはエリミネーションとクリテリウムの２レースが競われた。

エリミネーションは20年間に渡る現役生活に別れを告げ、今シーズンで引退した地元スペインのルイスレオン・サンチェス（アスタナ カザクスタン チーム）が優勝し、ファンデルプールが2位、スペインチャンピオンのオイエル・ラスカノ（モビスターチーム）が3位に入った。
 

今季で引退した39歳のサンチェスがエリミネーションを制した (©SprintCycling)

エリミネーションの表彰台。左から3位のラスカノ、優勝したサンチェス、2位のファンデルプール (©SprintCycling)

 
続いて行われたクリテリウムはアルカンシエルを着たファンデルプールが、地元スペインのフアン・アユソ（ＵＡＥチーム・エミレーツ）とオマール・フライレ（イネオス・グレナディアズ）を打ち負かして優勝。２レースで獲得したポイントの合計で競われる最終成績は、世界チャンピオンのファンデルプールが優勝した。
 

クリテリウムは世界チャンピオンのファンデルプールが制した (©SprintCycling)

クリテリウムの表彰台。左から2位のアユソ、優勝したファンデルプール、3位のフライレ (©SprintCycling)

ルイスレオン・サンチェスの引退セレモニー

今季で引退したサンチェスのために、参加選手たちがバイクを立てて花道を作る引退セレモニーも行われた。サンチェスは選手１人１人と握手を交わしていた (©SprintCycling)

サンチェスの引退セレモニーで握手を交わす世界チャンピオンのファンデルプール (©SprintCycling)

マドリードでも大人気の世界チャンピオン

午前中には世界チャンピオンのファンデルプールのサイン会が行われた (©SprintCycling)

マドリードのシェアeバイク『ビシ・マド』の試乗ライドに参加したファンデルプール (©SprintCycling)

◆マドリード・クリテリウム公式サイト