滋賀県守山市が全国初の「スマート駅リン」スタート! JR西日本のレンタサイクル事業と連携

滋賀県守山市は、JR西日本グループが全国25カ所で展開するレンタサイクル事業「駅リンくん」と連携し、JR守山駅からの二次交通の利便性向上および域内の移動への自転車活用の推進の目的で、2019年11月14日(木)から「スマート駅リン」を全国初でスタートさせる。

国において自転車活用推進法が施行され、全国でシェアサイクルの導入検討が進むなか、守山市においても地域の移動における自転車活用の検討を進めてきた。そしてJR西日本レンタカー&リース株式会社らと協議を重ね、今回の実施に至った。

この「スマート駅リン」は、従来のママチャリでなく、スタイリッシュなデザインの車体を採用するとともに、自転車ギア部分にシリコンゴムを内蔵し、自転車を漕ぐ力をアシストするギア『FREE POWER』を搭載していることが特長で、窓口で身分証明書を提示し、1日600円(通常の駅リンくんは400円)で利用できる。

 

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宮本守山市長とJR駅リンくん担当課長(提供守山市)

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宮本守山市長の試乗(提供:守山市)

 

11月11日(月)にJR守山駅前で関係者を交えた試乗体験会と発表式を行い、自らも試乗した宮本和宏市長は、「本市は通勤通学始め、駅のレンタサイクルの利用率が非常に高く、以前から車両の拡充含めJR側と協議をしてきたなか、今回の事業がようやく実現でき、ありがたく思っています。実際に乗ってみると漕いだ力でアシストされ、非常に自転車が楽に楽しく乗れる新しい乗り物という印象。充電もいらず、環境にも優しく、まさにスマートな自転車利用として今後の市内におけるさらなる自転車活用推進の一助になることを期待しています。」と語った。

市では、11月14日から来年3月31日までの社会実験事業として実施し、利用者の年代、利用の目的や価格帯等についてアンケート集計により利用状況の調査を行った上、次年度以降の継続実施について検討していく方針。

事業の主体:守山市、JR西日本レンタカー&リース株式会社

社会実験の期間:2019年11月14日(木)〜2020年3月31日(火)まで

※利用者には任意でアンケートを実施し、回答した先着100人にハンカチタオルをプレゼント。

 

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