夏休み目前! 自転車旅を楽しく・安全にする“知っ得”ポイント
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自転車スポーツを楽しむウェブサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」で、自転車キャンプツーリングのノウハウを解説する新連載『達人に聞く!自転車キャンプツーリングQ&A』がスタートしました。記事の内容をご紹介します。また、ロングライド時に気を付けたいヒヤリハット集も。夏休みに向けて知っておきたい情報が満載です。
自転車キャンプ、ロードバイクでも可能?
もうすぐ夏休み。長い休みを使って、普段と違う自転車の乗り方を楽しむのはいかがでしょうか? せっかくなら、愛車とキャンプツーリングをしてみるのも一興。例え一泊でも「“移”・食・住」を自力で行う旅で、また違う自転車の楽しさを知ることができるでしょう。
コラム『達人に聞く!自転車キャンプツーリングQ&A』では、トラベルライターの山下晃和さんが「自転車キャンプは初めて」というサイクリストの素朴な疑問に答え、達人のノウハウをビギナーにもわかりやすく解説しています。
まず気になるのは、自転車旅仕様ではない手持ちのバイクでもキャンプツーリングできるのか?という点。「ロードバイクやクロスバイクでもキャンプツーリングできますか?」の質問に対して山下さんは、ロードやクロスでもキャンプツーリングは可能としつつ、それぞれの場合で押さえるべき・注意すべきポイントを挙げています。それほど距離を走らないのであれば、カゴ付きのシティサイクルでもキャンプツーリングは可能だそうですよ。
自転車が決まれば、次はキャンプギア(道具)のセレクト。「1泊2日のキャンプツーリングにはどのようなキャンプギアを選べば良いでしょうか?」の記事では、キャンプギアを衣・食・住のカテゴリーに分け、その選び方を解説しています。近年はキャンプギアが軽量小型化しており、ポイントを押さえて道具を揃えれば“いつものライドの延長”感覚で、気軽にキャンプツーリング始めることができます。
キャンプギアの自転車への積み方は「1泊2日分の荷物は自転車にどう積載する?(夏季編)」で解説しています。パニアバッグスタイルと、バイクパッキングスタイル、それぞれの特徴はもちろん、荷物を積載する際のポイントにも触れています。
「想定外を想定」で事故防止
夏休みを使っての楽しいロングライド、気を付けたいのは事故などのトラブルです。しかし公道はにはさまざまな罠が潜んでいるもので、自分がルールを守っていても事故に巻き込まれてしまうこともあります。想定外の出来事への対処は、あらかじめ「想定外の危険な状況」も想定しておくことがポイントです。自転車ウェブメディア『La route』編集長の安井行生さんによる連載『トラブルを未然に防ぐためのヒヤリハット事例集』では、自身の体験談を交えながら、ロングライドでの注意点や走行前の整備の大切さを解説しています。
「ロングライドには多様なリスクが潜む、疲労した後半は要注意」では、走行中のさまざまなシーンにおけるヒヤリハット事例を紹介。長時間のライドでは疲れやストレスが蓄積し、注意がおろそかになってしまいがちです。ちょっとした事でも意識して注意を向けることで、トラブルの可能性を下げることにつながります。
一方、「整備不良がもたらす恐怖、自転車は命を預ける乗り物だと心得よう」では、整備不良によるヒヤリハット事例を紹介。自転車いじりは趣味として楽しい部分でもありますが、知識や技術が不足した状態での自己流整備は、トラブルや事故につながる場合もあります。根本的な整備調整や定期的なメンテナンスは、信頼できるプロショップに任せることをおすすめします。
サイトではこのほかにも、全国各地のサイクリングルート紹介や、MTBフィールド紹介、自転車関連の著名人インタビューなど、さまざまな角度からスポーツ用自転車を楽しむコンテンツを各種掲載しています。ぜひご覧ください。