自転車乗車時のヘルメット着用 「努力義務」がもつ本当の影響力とは?
目次
今年4月から、すべての自転車利用者がヘルメットを着用することが努力義務となりました。この「努力義務」に罰則はありませんが、一体どのような意味や意図があるのでしょうか。「ENJOY SPORTS BICYCLE」の人気コーナー『弁護士に聞く自転車のルールの素朴な疑問』で、いま話題のヘルメット着用の「努力義務」について聞いてみました。この他に、サイトでは各地のおすすめサイクリングルートも紹介しています。
「努力義務」は罰則がないから従わなくてもいい?
自転車に乗っていて、これってあり?なし?こんなときはどうする?と、ふと疑問を抱いた経験はないでしょうか。『弁護士に聞く自転車のルールの素朴な疑問』では、自身がサイクリストでもある現役弁護士が、自転車のルールを各種法令の解釈や運用の面から、わかりやすく解説しています。
さて、自転車利用時のヘルメット着用についてですが、努力義務ということで世間では「かぶらなくても良い」と考える人も少なくないかもしれません。ではなぜわざわざそんな言葉を使って呼びかけるのでしょうか。「努力義務」という言葉がもつ真の影響力とはどのようなものでしょうか。
弁護士に聞く自転車のルールの素朴な疑問<23> 自転車乗車時のヘルメット着用「努力義務」がもつ本当の影響力とは?
記事ではまず、「努力義務」と呼ばれる法令にどのような意味合いがあるかを解説。直接の罰則はない努力義務ですが、守らないことで不利益が生じてしまう可能性について指摘しています。また、今回の法令について見逃しがちなポイントについても注意を促しています。
この夏に走りたい!サイクリング&ヒルクライムコースを紹介
「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、スポーツ用自転車を楽しむための幅広い情報が満載です。全国200以上もの厳選サイクリングルートも、おすすめコーナーのひとつ。新着の詳細レポート記事を3つ紹介します。
「上りつめた人だけが辿り着ける “天空のゴーストタウン” 毛無峠(長野)」では、かつて国内最大規模を誇る硫黄鉱山の町があった、長野県と群馬県の県境に位置する「毛無峠」にチャレンジ。いまも廃墟痕が残り、別世界に迷い込んだような幻想的な世界へ─。25kmで約1800mを上る超級山岳の先にある“秘境”へのルートをご案内します。
これからの夏場のサイクリングで行ってみたいのは、なんといっても北海道でしょう。「“北海道の富士山”を巡る! 羊蹄山一周コース(北海道)」は、初心者でもチャレンジしやすいルート。どこからでも羊蹄山の雄大な姿を眺めることができ、信号もほぼなく広大な道をほぼノンストップで走ることができます。
首都圏のルートでは、東京近郊のサイクリストにとってヒルクライムの聖地とも呼ばれる「ヤビツ峠」を裏側から上る、「二つの顔を持つヤビツ峠 ヒルクライムデビューにも最適な“裏”ルート(神奈川)」を紹介。
災害被害による通行止めがようやく解除されたこのルートは、秦野市側から上る表ルートに対して、相模原市から宮ヶ瀬湖を経由してアプローチ。斜度が緩めの森林コースをのんびりと上ります。獲得標高は1300mほどになりますが、途中で補給スポットに立ち寄ったり山の景観を楽しんだりできる、達成感と楽しさのバランスがとれたヒルクライムコースです。
サイトではこのほかにも、ビギナーから上級者までをカバーする、バラエティに富んだ全国のコースを、多数紹介しています。近所の「いつも走るコース」以外を走りたくなってきたという方は、ぜひとも活用してみてください。