【四国一周PR】台湾一周2023レポート 2日目

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台湾一周2日目は新竹から台中までの103kmだが、PR隊は午後にジャイアント本社と台中市政府に訪問するというスケジュールで遅刻するわけにはいかない1日が始まった。

台湾の交通事情は?

朝のホテルで準備体操をしてスタート。環島1号線という台湾1周のルートの道標に沿って進んでいく。 ずっと続くバイクと自転車専用のレーンは走りやすく、市街地走行で車やバイクが多くても難なくサイクリングを楽しむことができる。ちょっと難しいのは交差点で2日目になってもイマイチ交差点のルールが分かりにくい。

電話で日本のラジオに出演する筆者(左)

そして月曜ということで朝10時20分からは、僕のラジオレギュラー番組(日本のね)の放送日ということで、大山駅に到着してラジオ放送局からの電話を待った。到着して程なく電話があり、台湾からの生中継でPR隊の話と台湾の旅の話で盛り上がり、隊長の八矢副知事やツアーのスタッフしずかも飛び入り参加でラジオ出演してらもらった。

その後の市街地走行では、直進レーンと右折レーンがあり真ん中の直進レーンに並んで信号待ちをするのが台湾のルール。ガイドのクロちゃんの誘導のもとで走るが、これがなかなか慣れない。 少し郊外に出て走りやすくなった頃にメインの1号線と枝分かれしたサイクリングロードもあり、台湾のサイクリング環境の良さを感じながら休憩地点になる公園に到着。

公園ではサポートカーからバナナやドリンクを補給。とにかくバナナが美味い!流石は産地の味だ。美味しすぎて3本も食べてしまった。

ジャイアント本社へ

再スタートをして郊外に出ると見覚えがある風車と真っ直ぐな自転車道、PR隊は快調に速度を上げて突き進む。と、この街並みは?前回通った道なのか?キョロキョロと周りを見渡すとジャイアントの旧本社だった!懐かしい記憶が甦りあの時の思い出の地に立ち寄ることになった。

この場所で台湾と愛媛の交流がスタートした僕にとっても、愛媛県にとっても記念すべき場所であり台湾においての聖地的な場所と思っている。 少し休憩をしてフルーツを食べたら再スタート!次は昼食のレストランを目指して走り出すがその道のりは暑い!サイクルコンピュータの気温をみると32℃の表示で、まだ汗を出すことに慣れていない僕らには結構ダメージを食らってしまう。

昼食のレストランではワンタンやスープ、麺類とか盛りだくさんで数種類のものをみんなで食事を取れる楽しさが戻ってきたことを異国の地で喜んだ。

ジャイアント本社の新社屋

さあ今日の目的地でもあるジャイアント新社屋と自転車ミュージアムへ。30℃を超える気温の中、丘の上の目的地に向けて出発だ! 緩やかな登坂ときれいに整備された街路樹の中を進むPR隊は、目的地が近くなってテンションも上がってきて視界に入ってきたのは台湾の友人ジェフ!新社屋の入り口で出迎えてくれた。旧知の友と会えるのも僕的には台湾一周の楽しみの一つだ。

本社前には自行車新文化基金會のフィービー会長をはじめ、ジャイアント台湾のエリス社長、ジャイアントアドベンチャーのアガさん、チョウさんと多くの人達が出迎えてれた。 愛媛に縁がある国連世界自転車デーのシビルスキー教授もちょうど台湾に居たので来てくれて交流はが進んだ。 ここで台湾名物の冷たいタピオカミルクティーを用意してくれていて、暑さもあって2本飲んだらお腹いっぱい!台湾の名物はうまい!2本目を飲み干す頃にダイエットの文字が頭をよぎった。

休憩の後ジャイアント本社の見学した際に、天皇陛下から勲章「旭日中綬章」が飾られていたのが印象的だった。 次は自転車の歴史を知ることが出来る自転車ミュージアムの見学。大昔のペダルがなかった頃の自転車からチェーンが開発されて……と色々な発明から形を変える自転車の進化や、自転車の素材から空力の実験、自転車好きなら一度は訪れてみたい場所になるであろうミュージアムは、時間の関係もあったため駆け足での見学となった。また別の機会を作って再訪したい。

ジャイアント本社内にある自転車ミュージアム

台中市政府で歓迎を受ける

旧知の友達との再会の喜びも束の間。次の訪問先でもあり今日のゴールにもなる台中市政府に向かうためにスタート。 ここからはビッグシティー台中市内を走るためスタッフから注意事項を説明され、安全第一でPR隊は車もバイクも多い台中市内を安全に進み程なく今日のゴール地点台中市政府に到着した。

台中市の建物の中では3Dメガネを着用して空中に浮く椅子に座り、大画面で台中市内を空中散歩するアトラクションを体験したり、過去未来そして今後のビジョンの説明があった。程なくして台中市のナンバー3になる秘書長と面会。四国一周のや愛媛県との交流の話、そして秘書長自らの夢は台湾を一周することだと自身もサイクリストということで話が尽きなかった。

台湾一周2023レポート 2日目

17時を過ぎたあたりの台中市内は交通量が非常に多くなり、慣れていない僕達PR隊が自転車で進むのはリスクが高いということでここからは車移動でホテルに到着。 夕食は、前自行車新文化基金會トニー会長、現フィービー会長をはじめジャイアントトラベルのアガさんも参加して四国一周と台湾一周の話は盛り上がる。一番心に響いた言葉は「台湾人ならば一度は台湾一周を走らなければいけない」という言葉だった。

自身4回目の台湾一周となるが、毎回得るものがあり、人としての厚みというか深みというか獲れるもの大きい 。それは一緒に走るメンバーによっても変わるし、天候や季節によっても経験は変わってくる。そしてこの言葉を四国一周にも繋げていければ四国一周の意義が大きなものになってくると実感したPR隊にとっても大きな一歩となる2日目はゴールとなった。