シマノレーシングもサポート 管理栄養士・河南こころさんが指南する「自転車ダイエットの極意」

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自転車協会 自転車ダイエット

減量目的でサイクリングを始めたり、自転車軽量化の一環として自分自身の軽量化に励んだりと、サイクリストにとってダイエットは、とても身近なテーマではないでしょうか。ただし過激な糖質制限など極端な食生活は、スポーツを行うにあたってマイナスになることも。効率のよいダイエットのコツを、プロチームのサポート経験豊富な管理栄養士が解説します。

 

バランスの良い食事が大原則

自転車協会が運営するサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」に全5回で連載された『自転車ダイエットの極意』は、管理栄養士の河南こころさんが、美味しく、効率よく、実のあるサイクリストの体を作るための方法を、わかりやすく指南するコラムです。栄養摂取の考え方の基本から、サイクリストのためのテーマ別おすすめレシピ、栄養摂取のタイミング、さらには河南さんがサポートを手掛けていた「シマノレーシング」の減量術まで、幅広くお届けします。

「自転車ダイエットの極意」記事一覧

コラム第1回のテーマは「バランスの良い食事こそがパフォーマンスを上げる近道に」というもの。バランスの良い食事というのは栄養学の基本ですが、これはつまり筋肉をつけたいからと、たんぱく質だけとっていても筋肉はつかないということです。また栄養素は、薬のような即効性はありません。日頃から不足しないように、いろいろな栄養素をとっておく必要があります。その具体的なポイントも解説しています。

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ごはんやパンは「糖質」ではなく、正しくは「炭水化物」

 

第2回のテーマは「サイクリストにとって糖質は敵か?味方か?」です。近年の一般的なダイエットにおいて、糖質カットが合言葉のようになり、炭水化物が悪者のように言われていますが、河南さんは運動をするのであれば、糖質のエネルギーは必須という考えだそうです。記事では糖質不足の状態で運動することのリスクや、体脂肪を貯めにくい糖質の摂取方法について紹介しています。

 

「減量」「疲労回復」メニューレシピも紹介

コラム第3回は、少し趣向を変えて「上手に美味しく減量 サイクリストのためのテーマ別レシピ3選」で具体的なメニューレシピを紹介。2つのテーマ「健康に減量するためのレシピ」と、「疲労回復と筋合成のレシピ」について、それぞれ食欲をそそる3品ずつとなっています。

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減量や疲労回復に役立つ美味しいメニューレシピを紹介

 

第4回「ただ摂るだけじゃもったいない 『食べるタイミング』を知って栄養の働きを最大限に」は、スポーツ栄養学で重要なポイントである、栄養の摂取タイミングについての話。適切なタイミングを考えることで、栄養素の働きを最大限に引き出し、効率の良い体作りや健康維持増進につなげることが期待できます。よく耳にする定説「夜遅く食べると太りやすい」の理由や、筋肉の材料となるたんぱく質の効果的な摂取タイミングを、選手と接してきた経験もまじえて解説しています。

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国内トップチームの「シマノレーシング」の選手がレースの現場で実践する食事法とは?

 

第5回「プロの自転車選手が実践していた減量術」では、河南さんがシマノレーシングの選手たちを栄養サポートで見てきた中で学んだ、教科書通りではない実践的なサイクリストの食事について紹介する記事になっています。パフォーマンスを落とさずに体重を落とす方法や、減量時に食事のカロリーを減らすコツを、具体的な必要エネルギー量の算出方法も含めて解説しています。

 

「ENJOY SPORTS BICYCLE」ではこのほかにも、基本的な乗り方やメカニック、交通ルール、安全走行の技術など、幅広いジャンルのハウツーコラムを掲載。さらに全国のサイクリングコース紹介自転車関連の著名人インタビューなど、スポーツ用自転車ライフに役立つ情報が満載です。ぜひチェックしてみてください。

 

「ENJOY SPORTS BICYCLE」ウェブサイト