スポーツバイクを洗車しよう!コツや注意点をチェック

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  • photo 産経デジタル

雨が多く、天気予報が毎日気になる季節になってきました。梅雨の時期はどうしても自転車が雨や泥で汚れてしまいがちです。スポーツバイクの汚れは見た目が悪くなるだけでなく、トラブルの原因にもなります。少し手間をかけて、車体をキレイに保ちましょう。

自転車協会 洗車

 

雨の中を走った後は洗浄とお手入れを

好き好んで雨天の中を自転車に乗る人はあまり多くないでしょう。しかしライド中に急に天気が悪くなってしまったり、通勤・通学の帰りが雨になってしまったりと、不意に雨中ライドになってしまうということは、決して珍しいことではありません。

雨の中を走ると、スポーツバイク(スポーツ用自転車)は一気に汚れてしまいます。ドロヨケや機器類のカバーが基本省略され、ドライブトレインの多くが露出しているスポーツバイクは、そのまま使い続けると、変速の不調や各部の劣化といったトラブルつながる恐れがあります。洗車・洗浄を行うことで、自転車のコンディションを良好に保ち、長持ちさせることができます。

自転車協会が運営するスペシャルサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、こうしたスポーツバイクのメンテナンスに関する記事も多数掲載しています。「サイクリングの極意・悪天候ライド後の洗車法」では、雨天ライドで汚れてしまった愛車をキレイにするためのポイントを解説しています。

 

小まめなお手入れもオススメ

雨天時には基本走らない……という場合でも、使っていれば徐々に自転車は汚れてきます。前述のとおりスポーツバイクはドライブトレインが露出しているので、徐々に砂やホコリが付着して蓄積し、ギヤやチェーンのスムーズな動きを阻害してしまいます。自転車の洗車は単に見た目の問題だけでなく、走行性能を保つために必要なメンテナンスなのです。

定期的な愛車の洗浄で参考になるのが、「クロスバイクの洗車のコツを教えてください」という記事。汚れが多くない状態で簡単に行う洗浄の方法を、プロショップのスタッフに聞きました。洗車といっても必ずしも水を使うわけではなく、専用のケミカルや使い捨てシートなどを活用することで、広いスペースを用意しなくても自宅でメンテナンスが可能です。

自転車を軽く拭くだけでも、車体全体を見ることにつながるので、各部の破損や消耗に気付く機会になります。小まめに愛車をチェックしてあげましょう。

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水を使わない簡単な洗浄と注油でも自転車の性能をキープするのに役立ちます

 

MTBの洗車方法も参考に

洗車方法の参考になる記事として「教えて! MTBのスゴイ人—MTBの洗車方法を教えてください」というものもあります。これはMTB(マウンテンバイク)の洗車について、プロライダーがレースの現場での手順をを紹介しています。効率の良い洗車を実現する道具とその使い方、大胆かつ繊細な手仕事のコツやポイントが、簡潔に解説されています。

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手早く洗浄するプロの技を参考にしてみましょう

 

スポーツバイクの洗車は、ぜひ覚えて実践しておきたいセルフメンテナンスです。一方で、定期的にプロの目でチェックすることも重要です。頻繁に乗る人であれば半年に1回、そうでなくても年に1回は、プロショップでオーバーホールを依頼して、各部の調整や消耗品のチェックをするようにしましょう。

 

自転車協会スペシャルサイト ENJOY SPORTS BICYCLE