ピナレロ・ドグマF12

ピナレロ・ボリデTT ※写真はチーム仕様ではありません

イネオス・グレナディアズが使用するチームバイク

昨年のジロで総合優勝を遂げるなど、相変わらずプロトンの中で存在感を放ち続けるイネオス・グレナディアズは、今シーズンもピナレロで闘う。メインバイクはフラッグシップモデルのドグマF12。オンダフォーク、高弾性高強度繊維、左右非対称設計、独自の空力設計など、数々の個性をまといながらレーシングロードバイク界をけん引する絶対王者である。しかしイネオスはまだリムブレーキモデルを選ぶようだ。ディスクブレーキバイクが増えてきた今でもリムブレーキにこだわるのは、従来言われてきたホイール交換時のタイムロスを減らすという意図に加え、重量面のアドバンテージや、快適性・疲れにくさなど、動的性能面のメリットを考えてのことかもしれない。コンポ（シマノ）、ホイール（シマノ）、サドル（フィジーク）、ハンドル（モスト）などのパーツにも変更はなし。TTステージでは、昨年のロード世界選個人TTを制したモンスターマシン、ボリデTTが使われる。

スペック

価格：70万円（ドグマF12チームエディション／フレームセット／リムブレーキ,

税抜）、73万円（ドグマF12チームエディション／フレームセット／ディスクブレーキ、税抜）、162万円（ボリデTT／フレームセット、税抜）
フレーム：ピナレロ
メインコンポーネント：シマノ
ハンドル：モスト
サドル：フィジーク
ペダル：シマノ
ホイール：シマノ
タイヤ：コンチネンタル