フルスペックを備えたスマートトレーナー エリート・ディレートXR

目次

Presented by KAWASHIMA CYCLE SUPPLY

寒い冬には外に出てトレーニングに行くのもなかなか億劫(おっくう)になりがち。インドアトレーニングなら、面倒な出かける準備なくすぐにトレーニングに打ち込める。この冬のインドアトレーニングの効率を上げるスマートトレーナーを紹介していこう。

ディレートXR

写真は別売りの「ステルツォ スマート」使用状態

ELITE DIRETO XR
エリート・ディレートXR

価格/11万5000円(税抜)

Spec
設置サイズ:650×840×550mm
収納サイズ:650×300×550mm
重量:約16kg
最大再現勾配:24%
対応エンド:クイックリリース130mm/135mm、スルーアクスル12×142mm /12×148mm
接続方式:ANT+ FE-C、Bluetooth Smart 双方向通信(スピード、ケイデンス、パワー値を送信)
付属:my E-Training1年間無料ライセンス、ZWIFT1か月間無料ライセンス、ライザーブロック、11速カセットスプロケット

インドアトレーニングの一つの解

イタリアンブランドのエリートのホームトレーナーは、多くのラインナップを持ち、多数のUCIワールドチームがその性能を評価し、採用している。そんなエリートの中で手ごろな価格のディレートシリーズから、第3世代のディレートXRが今年登場した。この冬のインドアトレーニングの一つの解となるポイントを紐解いていこう。

ポイント1:再現勾配負荷は24%。高性能な自動負荷調整機能も

ディレートXR

ミドルグレードに位置するディレートXRは、強化された電子制御マグネティック負荷ユニットにより、旧モデルのディレートでは18%の再現勾配負荷だったが、ディレートXRは24%までアップ。低ケイデンス&高負荷でのリアルな登坂負荷を再現することが可能となった。
インターバルトレーニングやスプリントトレーニングなどの高強度なトレーニングでもホームトレーナーということを忘れさせるような強力な負荷を再現してくれる。
また、最上位機種に迫る双方向通信機能を備えた自動負荷再現装置を搭載。これによって、バーチャルライドでのコースに応じた負荷を感じることができ、より自然なライディングでバーチャルライドへ没入できる。もちろんバーチャルでのワークアウト中の必要なトレーニング負荷も自動で制御されるため、トレーニングに集中することができる。

ポイント2:誤差±1.5%以内のパワーメーター内蔵

ディレートXR

トレーナー本体には光学トルクセンサー式パワーメーターが内蔵され、誤差±1.5%以内という高い測定精度を持つのもメリットとして大きい。ズイフトなどバーチャルでのワークアウトをするにあたって、トレーニングの指標となるパワーなどの計測値は、正確であればあるほどより良いトレーニングに没頭できるはずだ。
この精度を可能としているのは、モーターなどを利用した電子機器の計算値ではなく、実測の数値を出力しているためだ。また、一般的なパワーメーターに使われる歪みセンサーと同じように気温の影響も受けにくい。さらに、エリートでは個体差を除くべく、出荷前に全製品に対してキャリブレーションを行なっている。もちろんスピードやケイデンスもセンサーいらずで測定できる。

ポイント3:静粛性も高く、購入後即使用可能

ディレートXR

ディレートXRは、リヤホイールを外してトレーナー本体をホイール代わりとして自転車に装着するダイレクト・トランスミッション方式を採用している。これによって、静粛性に非常に優れ、かつ低振動を実現する。仕事から帰ってきて夜にインドアトレーニングをしたくても音や振動が近所迷惑にならないか不安に思うこともなくなるはずだ。リヤホイールを外すためにもちろんタイヤの消耗も気にする必要がない。
さらに、ディレートXRには11速のカセットスプロケット(11-28T)がすでに装着された状態であるため、電源を接続すればすぐに使用可能なのもメリットの一つだ。
動作速度も滑らかで、ペダリングの感触も実走と遜色ないリアルな走行感を再現しており、バーチャルライドを最大限楽しむことが可能だ。

ディレートXR

足部分を折り畳むと、スリムな形状となり収納性も抜群

ディレートXR

取手部分を持って移動も楽々行える

ポイント4:ズイフトをより楽しむステアリングデバイス

ディレートXR

ディレートXRは、ズイフトが認証しているトレーナーでもあるため、安心して使用できる。購入時にはズイフト1か月無料ライセンスに加えて、エリート純正の高機能トレーニングアプリである「my E-Training」の1年間無料ライセンスが付属する。
さらに、よりズイフトを楽しむのであれば、初のズイフトステアリング機能に対応したデバイスである「ステルツォ スマート」の併用もお勧めだ。
ステルツォ スマートは、ズイフト上全コースでのステアリングを可能にするアイテムだ。アバターの位置取りやコース取りを思うように制御することができ、ライド中の没入感をより高めてくれる。ハンドルを動かしても、元の位置に自動で戻る自動復帰システムが動作するために、まるで道路を走っているかのようなハンドルさばきが可能となる。また、ベースには滑り止めがついているため、安定感や設置面の保護にも寄与する。

ディレートXR

ズイフトのステアリングデバイス
STERZO SMART
ステルツォ スマート

価格/1万円(税抜)

Spec
素材:強化繊維ポリマー
対応タイヤ幅:56mm
電源:単4電池で最大500時間駆動
最大駆動回転:34°

サイクリストが求める機能が詰まっているディレートXR&ステルツォ スマートを使えばこの冬のインドアトレーニングが充実すること間違いない。

動画もチェック