厳選アイウェアコレクション2020〜Audio Glass(オーディオグラス)

目次

2020年注目のアイウェアをシリーズで紹介していこう。今回はAudio Glass(オーディオグラス)。大手メーカーのHOYA(ホーヤ)社が手掛けるブランドで、骨伝導イヤホンとマイクを内蔵し音楽を聴いたり通話をしたりできる画期的アイウェアだ。

Audio Glass(マットブラック)

スマートフォンと接続し通話や音楽が楽しめる!

テンプル部分に骨伝導イヤホンとマイクを内蔵する画期的アイウェアだ。レンズは調光で、スポーツでの使用にも最適な設計となっている。Bluetoothでスマートフォン等と接続し使う。

もともと骨伝導イヤホンを内蔵したサングラスの“類”はちらほらと散見されていた。しかし、そのほとんどがファッション用で、スポーツ用とうたっているものも正直“なんちゃって”なものが多く、とてもじゃないが自転車では使い物にならない代物だった。

そんな中登場したこのオーディオグラスは、本格的にライドを楽しむ自転車乗りも満足できる設計だ。音楽を聴けることも良いが、通話アプリを使えば会話ができる点が注目だ。この機能はグループライドで大きく活躍してくれるに違いない。

【POINT1】耳を塞がないイヤホン&マイクを内蔵

オーディオグラスのテンプル内側

テンプル部の丸い装置が骨伝導イヤホンだ。その付近にマイクも内蔵され、音を聴くだけでなく自分の音声も発信できる。その下側の小さな突起は電源ボタンだ。

【POINT2】翼をイメージさせるスポーティなデザイン

オーディオグラスのサイドビュー

テンプル部分は流麗な形状をしており、動きの激しいスポーツに最適化されているだけでなく、見た目にもスポーティで美しい作り。所有欲を満たしてくれる。

【POINT3】屋内外で使える調光レンズ

調光レンズを標準装備

HOYA社の高品質な調光レンズを搭載しており、屋内ではクリアな色となって純粋なワイヤレス骨伝導イヤホンとしても活躍する。調光に掛かる時間は約30秒と、満足な速さだ。

【POINT4】度付きレンズ対応

眼鏡レンズの大手メーカーが手掛けるだけあって、もちろん度付きにも対応。フレームを取り扱い店に持ち込めば、交換することができる。眼鏡をやめてこれにする!?

専用アプリあり

専用アプリの画面

iOS対応の専用アプリ「Audio Glass」もあり、音の調整等が可能だ。

カラーバリエーションは他にシルバー(左上)、ブラウン(右上)、ブラック(ツヤあり・下)がある

着用イメージ

オーディオグラスの着用イメージ

アジア人向けの形状をしており、モデル(筆者)のような“日本人顔”でも頬骨に当たったりまつ毛が当たったりはしない。自転車に乗ったときの前傾姿勢でも良い視界が確保されていると感じた。

Audio Glass

SPEC
●価格/3万2000円(税抜)
●レンズ/調光
●フレームカラー/全4種類
●サイズ/S、M
●参考重量/49g
●付属品/ケース、充電コード、メガネバンド、クリーニングクロス

Brand Information〜大手光学機器メーカーが手掛けるブランド

オーディオグラスは、眼鏡レンズ・医療用レンズ・電子機器関連レンズ・映像機器関連レンズなどの事業を展開する日本の大手グローバル企業、HOYA(ホーヤ)が手掛けるアイウェアブランドで、2019年に誕生した。さまざまな分野で同社のレンズが使われ、世界規模で事業展開していることから分かるように、優れた光学技術を持っているのだ。ちなみに、コンタクトレンズで有名な「アイシティ」はこのHOYAが運営している。