2020東京オリンピック競技大会自転車MTB競技の日本代表選手が内定

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32回オリンピック競技大会(2020/東京)自転車MTB競技の日本代表選手が男子は山本幸平(北海道・ドリームシーカー・レーシングチーム)、女子は今井美穂(群馬・CO2bicycle)に内定した。

また、補欠には男子・平野星矢(長野・チーム・ブリヂストン・サイクリング)、女子・川口うらら(兵庫・日本体育大学/FUKAYA RACING)が選ばれている。

山本幸平選手からのコメント

オリンピックMTB

山本幸平(北海道・ドリームシーカー・レーシングチーム)

「東京オリンピック内定が決まったこと、今までの競技人生の中でも一番嬉しい報告でした。まずは、ここまで応援と支援していただいた多くの方々への感謝の思いを伝えたいと思います。

本当に、ここまでサポートしてくれて、ありがとうございます。そして、山本ファミリーや妻と娘のサポートがなければ、リオオリンピック後から競技者としてのメンタルを保つことができなかったと思います。ありがとう。

感染症問題で1年延期となったことで、僕が、1年前から日本代表に内定されたことに関して、とても素晴らしく、本番に向けて準備を確実に進められる期間を与えてくれたことに感謝いたします。そして、日本代表として、皆の期待に応えるために、練習に励み、本番で最高の走りをします。それと同時に、残された期間で若手選手と切磋琢磨して皆で強い日本チームを作り上げ、今後のMTBの発展に貢献していきたい思いです」。

今井美穂選手からのコメント

 
オリンピックMTB

今井美穂(群馬・CO2bicycle)

「はじめに、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、医療機関に大きな影響が及んでおりますが、最善を尽くして感染予防や診療などの業務に携わり、地域医療を支えてくださっている医療従事者の方々や、私たちの生活を支えてくださっている多くの皆様に、心より敬意を表します。

さて、2020東京オリンピックMTB−XCO代表選手として、正式に内定をいただきました。幼い頃から漠然と「オリンピック選手になりたい」という夢を描いてきましたが、自国開催でもある記念すべき「東京オリンピック」の代表選手に選出され、幼い頃からの夢を叶えることができたことを本当にうれしく思っております。

新型コロナウイルス感染症の影響により、開催が1年間延期という形になってしまいましたが、全世界においてコロナウイルス感染症が1日でも早く終息されることを願いながら、この延期された期間をプラスに捉え、自分自身のフィジカル面・スキル面をともに向上させることができるよう、トレーニングを重ねていきたいと思います。

自国開催の東京オリンピック。たくさんの方に応援してもらいながら走れることを想像すると、今から胸が高まり、楽しみでいっぱいです。皆さんに最高の走りをお見せすることができるように1日1 日を大切に、準備をしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」。