au損保が「自転車ロードサービス」利用実態を公表。車種はロードバイクが59.9%

au損害保険は、『自転車向け保険』に付帯する「自転車ロードサービス」の利用実態を調査した。 au損保が提供する「自転車向け保険」には、パンク等で自走できなくなった際に、50km以内の希望の場所まで自転車を無料搬送する「自転車ロードサービス」が付いている。

2017年にその利用実態を初公表したところ、SNS上にて多くの反響があった。そこで今回も「一番利用されている時間帯は?」「どんな故障で呼ぶの?」などが分かる、最新の利用実態を公表する。

 

●最も要請の多い車種は「ロードバイク」で59.9%

au損保

本サービスを要請した車種は「ロードバイク」が59.9%で過半数を占めた。次いで「シティサイクル(電動アシスト付自転車含む)」が21.5%、「マウンテンバイク・クロスバイク」が12.5%、「小径車(ミニベロ・折り畳み自転車等)」が2.2%。 ※以下全て「シティサイクル」は電動アシスト付自転車を含む。「小径車」はミニベロ・折り畳み自転車等を含む。

【調査概要】※au損保調べ
・n=母集団のデータの数
・本調査の構成比は小数点第2位以下を四捨五入しています。
・調査対象:2018年10月1日~2019年9月30日にau損保の自転車ロードサービスを要請した人
・有効サンプル数:2195件

 

●土日の要請が42.1% 「ロードバイク」の週末要請は21.8ポイント増加

要請があった曜日を見てみると、最も多いのが「土日」で42.1%となっている。車種別では「ロードバイク」の土日平均は72.3%となり、平日平均の50.5%を21.8ポイント上回った。一方「シティサイクル」の土日平均は13.3%となり、平日平均の27.7%の半分以下に減少した。

土日は長距離ライドをする「ロードバイク」利用者から、平日は「シティサイクル」利用者からの要請が多いことが分かる。

 

●「1~20km」の搬送が66.3% 、「シティサイクル」は短い距離で利用

トラブル場所から搬送場所までの搬送距離を見てみると、「1~10km」が39.2%で最も多くなった。「11~20km」を含めると66.3%となり、過半数を超えた。本サービスの無料搬送範囲は50kmだが、多くの方に短い距離でも利用していることがわかる。

車種別に搬送距離を見てみると、「ロードバイク」における「1~10km」での要請は38.0%だが、「21~30km」では、81.3%と43.3ポイント増加している。一方「シティサイクル」での「1~10km」での要請は39.2%だが、「21~30km」では8.4%と4分の1以下に減少している。

「ロードバイク」は長い距離での要請、「シティサイクル」は短い距離での要請が多いことが分かる。

 

●「早朝・深夜」の要請が17.2%

要請があった時間帯別に見てみると、昼間が24.9%と最も多くなった。次いで夕方が21.9%、午前中が19.6%。しかし早朝と深夜を合わせると17.2%となり、早朝や深夜に、事故や故障等のトラブルで本サービスを要請する人も一定数いることがわかった。

土日(深夜平均)は7.4%となり、平日(深夜平均)の11.1%を3.7ポイント下回った。一方、土日(昼間平均)は28.2%となり、平日(昼間平均)の22.5%を5.7ポイント上回った。

※早朝(5:00~9:00)、午前中(9:00~12:00)、昼間(12:00~15:00)、夕方(15:00~18:00)、夜間(18:00~21:00)、深夜(21:00~5:00)とします。

 

■「自転車ロードサービス」の利用実態をさらに具体的に調べるため、追加で質問したところ、103人から以下の回答を得た。

●要請の原因は故障が80.6% 故障個所は「後輪のパンク」が最多

au損保

本サービスを要請した原因は、故障が80.6%、事故が19.4%となった。故障と答えた方に内訳を尋ねると (複数回答可)、後輪のパンクが55.4%で最多となった。

パンクの故障と答えた人に、「自分で直すことはできなかったか」と尋ねたところ、「修理する道具を持っていなかった」という回答が55.1%と最も多くなった。次いで「直し方が分からなかった」が13.0%、「直すことはできたが、ロードサービスを呼んだ」が8.7%となった。このように自分でパンクを直すことができる人でも本サービスは要請可能となる。

 

●要請は「余暇でのサイクリング中」が68.0% 「自分ひとり」の時が大半

本サービスを要請した際のシチュエーションを尋ねたところ、「余暇でのサイクリング中」が68.0%、 次いで「通勤・通学中」が23.3%となった。

また、その際に「誰かと一緒にいたか」を尋ねたところ、「自分ひとり」が83.5%と大半を占め、次いで「友人」が10.7%、「家族」が4.9%となった。他に頼ることができる人のいない、自分ひとりだけの状況で故障や事故を経験している人が多いことがわかる。

これまでの分析から「土日」の「昼間」に「ロードバイク」に乗って「自分ひとり」で「余暇でのサイクリング」をしている方からの要請が多いことがわかった。

 

●トラブル時、98.1%が自転車ロードサービスを「すぐに思い出した」

自転車のトラブルが起きた際、自転車ロードサービス付きの保険に加入していることをすぐに思い出したかを尋ねたところ、98.1%の人が「すぐに思い出した」ことがわかった。

その理由を尋ねると(複数回答可)、「自転車ロードサービスに魅力を感じ、保険に加入したから」が85.4%で1位となった。次いで「スマートフォンアプリ『自転車の日』をインストールしていたから」が22.3%、「以前にも利用したことがあるから」が14.6%となった。本サービスの存在を認知している保険加入者が多いことがわかった。

日常生活や余暇での楽しみに利用する自転車。どのようなシチュエーションでも事故や故障などのトラブルは身近に起こり得る。今回の調査では「早朝・深夜」や「自分ひとり」の状況でトラブルにあい、自力走行不能になっている人もいることがわかった。

そのような場合でも、au損保の「自転車ロードサービス」は24時間365日受付しているので安心だ。

問い合わせ先

au損害保険
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