Setouchi Vélo協議会の総会が岡山で開催!
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瀬戸内及びその周辺地域を世界に誇るサイクリングの推進エリアとするため、地方自治体10県と中四国の経済連合会、地方整備局、地方運輸局、広域連携DMO、本四高速や地方自治体(市町村)、観光協会、地域DMO等88の団体で設立されたSetouchi Vélo協議会の総会が開催された。
開催日:2025年11月7日(金)
会場:ホテルグランヴィア岡山
主催:Setouchi Vélo協議会
Setouchi Véloの目的
瀬戸内地域及びその周辺地域を、環境に配慮し安全で快適な、世界にも認められる「サイクリングの推進エリア」に育てることにより、瀬戸内地域等のブランド価値の向上を図り、持続的な地域振興を実現することを目的としている。2022年10月に地方自治体、国、経済連合会等で構成、設立された組織で、現在では88団体が所属し、登録ルートは109ルート(総延長:8614km)となっている。
旧片上鉄道廃線跡を活用した「片鉄ロマン街道ルート」を走る
総会前には恒例のトライアルライドを実施。新しい会長県が毎回、選りすぐりのルートを設定することになっており、備前市から津山市へと続く、全長76kmの「片鉄ロマン街道ルート」のうち、旧片上鉄道線路跡を整備した自転車・歩行者専用道路(約34km)の一部区間(和気町〜赤磐市:約16km)を走らせてもらった。以前から、良いルートだと聞いていたが、信号もほとんどなく、鉄道遺構(線路跡、駅舎、トンネルなど)や里山の風景を楽しみながらゆっくりと気持ちよく走れるルートだった。
協議会も発足後丸三年が経過し、45名の参加者でスポーツバイクが初めての方が少数派になってきたのが、何ともうれしい気持ちになる。さらに今回のルートはクルマが入って来られない箇所が大半を占めているので、交通量を気にすることのない、ストレスフリーのルートを参加者全員で楽しむことができた。

岡山県和気町長 太田啓補氏
「1991年に廃線となった片上鉄道の跡地を岡山県が2003年に整備した片鉄ロマン街道ルートは、高低差が少なく、子供からお年寄りまで走れるサイクリングロードです。清流吉井川の風を感じながら気持ちよく走っていただけたらと思います」
4期目となる総会が岡山県で開催され、伊原木隆太岡山県知事が新会長に就任
トライアルライド終了後、ホテルグランヴィア岡山に会場を移し、第3期会長の湯﨑英彦広島県知事、芦谷 茂 中国経済連合会会長、新会長の伊原木隆太岡山県知事、後藤政郎 本四高速社長をはじめとする構成団体、ならびに参加団体から約100名が総会に参加した。

現会長の湯﨑英彦広島県知事コメント
「今期、広島県内におきまして11月に尾道会議、3月に福山市、6月に安芸太田町で市町村ミーティングを開催し、瀬戸内の島々や歴史情緒あふれる街並みのルート、豊かな里山でのMTB拠点化を見据えたルートについて、トライアルライドの実施やサイクルツーリズムの推進に係る活発な意見交換ををいただくなど、積極的に取り組みを進めてきたところです。新会長に就任される岡山県の伊原木知事のもとで、各団体が連携して瀬戸内地域、またその周辺地域のブランド価値の向上や、持続可能な地域振興の実現に向けての取組みが一層進むことを期待しています」

構成団体を代表して、中国経済連合会 芦谷 茂会長コメント
「中国経済連合会は「観光振興を地域発展の柱」と位置づけ、官民連携で広域観光施策を検討しています。サイクリングは地域と深く関われる体験型観光として重要だと考えていますので、今後も当協議会の取組みを通じまして、世界中の人が集い、サイクリングを通じて、交流人口の拡大、中山間地域の活性化が図られ、当エリア全体が持続可能なサイクリングの聖地になることを期待しています」
事務局を務める本四高速 後藤政郎社長より以下の協議会の活動報告が行われた。
・Setouchi Véloサイクリングルートが設立当初の80ルート(総延長6549km)から2025年度109ルート(総延長8614km)まで拡大
・市町村ミーティングを広島県福山市、安芸太田町、鳥取市・岩美町で実施。延べ150名が参加
・岡山県、鳥取県、広島県、香川県で新たなルートの設定や既存ルートの整備を目的にサイクリングルートの調査を実走で行った
・87(当時)の加盟団体が一体となり、6万5000部のチラシの配布、ポスターの展示や交通安全キャンペーンを実施
・大阪、関西万博2025などで国内外へ向けてPR活動を実施
・新たに島根県が構成団体に加盟

新会長 伊原木隆太岡山県知事コメント
「自転者は乗ると気持ちが良いですし、健康にも良いし、地元の良さを再認識させてくれるツールです。また自転車のペースは、幸せを感じるちょうど良い速度感です。環境にも観光にも健康にも良い自転車ですので、我々道路管理者がきちんと安心して自転車に乗れるルートを整備することが大事だと思っています」
ご自身もガチガチのサイクリストである国土交通省 参事官・自転車活用推進本部事務局 次長 土田宏道氏による記念講演では、「自転車の現状」「自転車活用推進の枠組み」「サイクルツーリズムの取組」「次期自転車活用推進計画に向けて」「Velo-city2027 Ehime」についてという章立てで、国内外の具体的なデータを基に分かりやすくお話いただいた。
株式会社コイデル 西山靖晃氏の記念講演では、ご自身が毎年遠征しているヨーロッパでの走行環境や日本との違いについて写真や映像で紹介していただいたが、全てが羨ましいとうなるくらい素晴らしいシーンを見せてもらった。
構成団体(順不同): 兵庫県、岡山県、広島県、山口県、鳥取県、島根県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、近畿地方整備局、中国地方整備局、四国地方整備局、近畿運輸局、神戸運輸監理部、中国運輸局、四国運輸局、中国経済産業局、四国経済産業局、中国経済連合会、四国経済連合会、せとうち観光推進機構、四国ツーリズム創造機構、本州四国連絡高速道路
参加団体(順不同):南あわじ市、淡路市、神戸市、明石市、川西市、上郡町、洲本市、備前市、玉野市、真庭市、美作市、新見市、津山市、総社市、高梁市、和気町、呉市、尾道市、福山市、竹原市、江田島市、東広島市、三原市、安芸太田町、柳井市、周防大島町、大山町、南部町、米子市、境港市、鳥取市、鳴門市、小松島市、吉野川市、三豊市、土庄町、多度津町、坂出市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、小豆島町、高松市、綾川町、今治市、上島町、松山市、宇和島市、八幡浜市、伊予市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町、松前町、香南市、いの町、宿毛市、本州四国連絡高速道路協会、福山観光コンベンション協会、鳥取県商工会連合会
























