「サイクルスポーツ2026年1月号」の見どころを副編集長・エリグチが紹介!【後編】
目次
2025年11月20日に発売となった「サイクルスポーツ2026年1月号」は、「大集合!オールジャンルスポーツバイク」大特集を展開! サイスポ誌の副編集長・エリグチが、見どころや注力ポイントを紹介します。

本誌副編集長・エリグチ。1月号付録はモンベル創業ロゴ入り特製サコッシュ! 「たんたんたたたん たたたたん!ひめたーん!!」、ひめたん推し。
副編集長・エリグチが特集「大集合!オールジャンルスポーツバイク」を紹介
【前編はこちら】
今月の特集「大集合!オールジャンルスポーツバイク」には、近年サイクルスポーツが展開してきたロードバイクはもちろん、マウンテンバイク、グラベルバイク、折りたたみ自転車など、スポーツジャンルの垣根を超えた人気のバイクを集めて、試乗して、選び方を解説しています。
さて、本特集の見どころはもうなんといっても、「ひめたんの可愛さ」です。ひめたんがどの自転車に乗って、どのウェアを着ても最高に素敵だった……僕をはじめとした編集部員たちはもちろん、吉本司特別編集長まで、ロケ中ずっとニコニコしていました。もうこの素敵なひめたんの写真があるだけで、今号のページを開く価値があると言いたいところです。
もちろんそれだけではありません。専門誌として、各ジャンルに対して「初心者の方にも分かりやすく・知っている人にはもっと詳しく」という目線を大切にしました。それはこれまで88台の自転車を乗り継いできた吉本さんだからこそ語ることができる視点。この二人、自転車趣味にはまりはじめた人とプロ自転車人の掛け合いは、特に読んでもらいたいポイントです。

写真左:サイクルスポーツ編集長リレー4人目の特別編集長・吉本司さん、写真右:特別編集部員のSKE48の荒野姫楓さん( ひめたん )

各カテゴリーごとに、ひめたんと吉本さんが乗って語り合うのが前半パート、そして後半パートでは、それぞれのジャンルの扱いに長けたショップや代理店といったプロにご出演いただいて、吉本編集長を相手に選び方について語り合うというパートも用意しています。
2025年現在のそのカテゴリーの状況や、ラインナップからどう選ぶのかということを掘り下げ、この車種ではこんな考え方から選んだらいいですよね、ということを語っています。だからこそ、既にロードバイクを持っているけど、次のバイクをどうしようかと考えている人は特に読んで欲しい内容になっています。
そして特集の裏話として。この特集を行うきっかけは、吉本さんと僕エリグチが二人で打ち合わせをしていた時の話し合いが元になっています。
これは僕自身の話なのですが、自転車遊びって、ロードバイクがメインなんですよね。15年ぐらい前にロードバイクに乗り始めて、ロードレースを始めたのですが、いつのまにか自分の限界をなんとなく知ってしまったりして、タイムや順位を競うことにつまらなさを感じる時が来てしまいました。そしてその先に新しい刺激がなければ、自転車を降りるという流れになってしまう。そんな同世代の仲間をたくさん見てきたし、こればっかりはもう仕方ないことだと思っています。
ただ、それってすごくもったいないよねと。今改めて思うわけです。なぜって、自転車ってロードバイクで速さを求めるだけではない、もっと広い選択肢があるのだから。グラベルバイク、小径車など、ちょっと車種を変えて乗ってみるだけで、全く違う自転車の遊び方の世界が広がっているなと思うのです。


僕もこの数年、グラベルバイクの登場とともにグラベルに乗り始め、今すごく自転車の世界が広がったと実感しています。グラベルでは、他のアウトドアアクティビティと繋げてアクティビティを楽しめる。そんなアウトドアにハマってから、また自転車のペダルをまわすと、「自転車ってやっぱり楽しい!」と感じる。そしてまたプラスアルファのことも楽しい。そんんな”無限ループ”が生まれてきたんです。
そんなループが始まってから、それが横展開するかのように 小径車もマウンテンバイクにも同じ楽しみが広がっている。そんなことを僕自身で感じていたのですが、よく考えるとそれを40年以上続けてきたのが吉本編集長なのです。
いろんなジャンルのスポーツバイクに乗るということは、自転車を楽しみ続けるためのすごくいいきっかけになる。今回サイクルスポーツで一番届けたい、一番根底にあるメッセージというのは、いろんなスポーツバイクに乗ることで「自転車趣味を長く続けてほしい」、遊び続けてほしいんです。だって、健康を維持できるし仲間も増えるしエコだし、なによりずっと楽しい。良いことばっかりじゃないですか。
ちなみに本特集の最終パートには「ロードバイク」のカテゴリーも紹介しています。まわりまわって、やっぱりロードバイクも最高に楽しいんですよ。だからこそ、ひとつのジャンルにこだわらない、自転車遊びの多様な視点を今回の1冊で感じてもらい実践してもらえると、作った人間としてはすごくうれしいのです。
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雑誌コード:04137-6
ISBN:4910041371044













