イカしたサイクルウェアの選び方 ぽっちゃり体型だとどう見える? 実証実験
サイクルジャージを選ぶ際に、「どうせぽっちゃり体型だから何を着ても同じ」と諦めないでほしい。今回は代表として、腹まわりのお肉が気になる身長169cm、体重75kgのサイスポの営業・松村にサイズ違いの上下セットを着用してもらい、見え方がどう異なるか実証実験を行った。自分のサイズに合った、似合う色や柄のものを身につけるだけで見た目は大きく変わるのだ。
今回、パールイズミのオーダーウェアの中でもレギュラーフィットのミドルグレードシリーズである「オーパス 半袖ジャージ(価格╱1万3750円)」と「イグナイト ビブ パンツ(価格╱1万5400円)」のサイズサンプルを使ってサイズ違いの検証を行った。普段松村が着用しているというLサイズを基準として、M、L、XLサイズをそれぞれ試した。サイズ違いだけでもこれだけ見え方に差があるということが分かる。
上下Mサイズ
見た目にも少し窮屈な印象。突っ張りからのシワも発生しており、正面から見た時の横のハミ肉も気になる。松村の感想としては、「無理して着ている感じ。ビブのひもも若干キツく、ロングライドや長い時間走るのはしんどそう」とのこと。
上下Lサイズ
気になる腹まわりが最もスッキリ見えたのがLサイズ。側面、背中側のシワも少なく、突っ張り感もない。空気抵抗低減にも良さそうだ。松村の感想は、「着てみた感じが楽で、無理がない。問題なく長い時間も走れそう」。
上下XLサイズ
Mサイズよりはスッキリして見えるが、何となく寸胴な印象を受ける。最もシワが多く、ジャージの裾がお尻までかかっていて乗降時にサドルに引っ掛けてしまう可能性も。松村は、「ビブが緩くて、膝まわりも余っている感じ」との感想。
発売中のサイクルスポーツ2025年8月号では、このサイズ違いのほか、色違いの実証実験、体型を問わないサイズの選び方、カラーの選び方についても掲載している。ウェア選びのポイントを学べるのでチェックしてほしい。























