5年ぶり、サイスポジャージのデザインをリニューアル!
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今回は内輪のネタで申し訳ないのですが、我がサイクルスポーツ編集部のユニフォームであるサイクルジャージをリニューアルしました!という記事です。イベント実走取材をいくつもこなすサイクルスポーツ編集部にとって、その存在をアピールしつつ、快適なライドを実現してくれるサイクルジャージは不可欠なのだ。
前回サイクルスポーツジャージを作ったのは2019年。さすがにパッドもジャージの生地もヘタリを感じていたし、グラベルライドの取材など、より過酷な使用シーンも増えた。今作が7代目になるサイスポジャージ。製作をお願いしたのは、安定のジャパンブランド「パールイズミ」だ。
パッドは最新モデルの「3D-X」を搭載
パールイズミには2通りから選べるオーダーシステムがある。そのうち「レギュラーシリーズ」を選んで発注。アイテムはジャージ上下と、MTBを楽しむスタッフがいることもあり、今回はロード用ジャージに加えてDHシャツもオーダー。DHシャツのカスタムオーダーができるウエアメーカーは希少だ。
ロード用ジャージのベースとなるモデルは「イグナイト」シリーズ。前作のサイスポジャージと比べると、ビブショーツに採用されているパッドが新型にリニューアルされ、ジャージの生地もより通気性の高いピンメッシュ素材に変更されている。日焼け防止や、抗菌防臭加工も施されている。
パッドの詳細は、以前に開発者にインタビューした記事を是非チェックしてほしい。
開発者インタビュー パールイズミの新型パッド3D-X&3D MEGAⅡを深掘り
編集者が集まるともめる、、、
デザインの決定は編集部内で侃侃諤諤。我が編集部は、「自転車が好き」という方向性は一緒だが、その志向は一人ひとり違う。なので、ユニフォームたるサイスポジャージのデザイン決めも難航した(ちなみに前回のジャージ製作時もそうだった)。
決定したデザインは、「輪と和の融合」をテーマに編集長が押し切った(笑)。臙脂色をベースに、京都のお寺や庭園で見ることができる植物や生け垣を、抽象化したグラフィックを合わせ、海外取材時に日本のメディアであることを主張する意味も込めて袖には初代「サイクルスポーツ」のロゴを入れた。日本で一番歴史のある自転車メディアであることの重みを背負って取材に取り組むべく、背中のポケット部に歴代のサイクルスポーツロゴをあしらっている。
ついに完成、良い発色!
オーダーから約3か月。新作サイスポジャージが完成! 「PCの画面で見ている時よりも、雰囲気がいい!」とスタッフからもなかなかの評価。
パッドが付いたジャージに脚をとおし、ペダリング。なんと! 新品のパッドのすばらしい感触! そして、なんだか肌触りも良くなっている気がする。サイクルジャージにも賞味期限があり、定期的に買い替えていく必要があることを改めて実感した。また、ビブのサスペンダー部分のフィット感や、通気性が向上していることを感じられた。
ジャージのほうは、通気性を高めたタイプ。日本の真夏を走りきるためには、欠かせない機能だ。メッシュというより、小さな穴が等間隔で空いていて、積極的に熱気を外に逃がしてくれる。
今後は、以前の白系ジャージとこの新作を併用していく。イベント会場で見かけたら是非お声がけいただけると嬉しいです。