ミノウラの新型ハイブリッドローラー「LiveRide FG550A」発売

フカヤ専売品のMINOURA(ミノウラ)製品として、新型ハイブリッドローラー「LiveRide FG550A」が発売される。このハイブリッドローラーは、フロート構造を採用して静音性を高めたフラッグシップモデルとなる。

ミノウラ・LiveRide FG550A

2015年にMINOURA初のハイブリッドローラーとして発売された「LiveRide FG540」は、2018年に「LiveRide FG542」へのモデルチェンジを行い、着実に技術の蓄積を製品に生かしてきた。 FG540からFG542へのモデルチェンジが「改良」であったとすれば、今回のFG550Aは「進化」を遂げたといえる。

 

静粛性への自信
製品名にある ”A” は アブソーブ(減衰) の略称であり、ハイエンド三本ローラー「LiveRoll R820A」にも冠しているそれは、静粛性追求に対するMINOURAの自信の表れだ。 後輪を載せるローラーユニットがフレームと独立しており、ゴムダンパーによって本体からフローティングさせることで、床へ振動が伝わることを防いでいる。

実際に各トレーナーと比較したところ、静かと定評のあるFG220に対して32%〜28%、前モデルのFG542に対しては、なんと50%〜75%も動作振動が低下するというデータが得られた。

ミノウラ・LiveRide FG550A

ミノウラ・LiveRide FG550A

 

 

 

耐久力を高めた負荷ユニット&実用的な負荷レンジ
FG550Aでは負荷ユニットの軸受部分を新規設計し、絶対的な精度と耐久性を獲得。
各負荷レンジのセッティングも改良され、より実用的な負荷量を選択可能となった。

ミノウラ・LiveRide FG550A

 

 

 

傾斜調整機構の搭載
ハイブリッドローラーは後輪を固定しないため、実走に近い感覚が得られる一方、水平に設置しないと後輪が左右にずれてしまう問題があった。これを解決するために、FG550Aでは後部ユニットにアジャスター脚、フォーク受け部に角度調整機構を追加。 15mmピッチで3段階の高さ調整と、左右3度ずつの角度調整が可能となり、ベランダ等の水勾配がある場所にも水平に設置することができる。

ミノウラ・LiveRide FG550A

ミノウラ・LiveRide FG550A

前フォーク受けは軽量モデルのFG220と同じ折りたたみ機構を取り入れており、コンパクトに収納できる。

 

LiveRide FG550A
価格:6万3800円
重量:11.8kg
本体サイズ:長さ129.155.5cm×幅79cm(前足展開時)×高さ50cm
収納サイズ:長さ58cm×幅27.5cm×高さ23cm
負荷装置:5段階 対応タイヤサイズ:700c、26〜29インチ(最適:700×20c.29×2.3インチ)
適合ホイールベース:950〜1200mm
対応規格:9mmQR、12/15mmスルーアクスル (エンド幅100mm)
※エンド幅110mmはオプション対応
付属品:12mmフロントスルーアクスルアダプター(付属)
2023年5月頃発売予定