ファクターからエアロなグラベルレースバイク「オストログラベル」登場

ファクターから、グラベルレースバイク「OSTRO Gravel(オストログラベル)」が登場した。ロードバイクの「オストロヴァム」からインスピレーションを得た、軽量で空力も備えたバイクだ。

 

オストログラベル

 

最大45mm幅のタイヤが装着でき、900g(サイズ54、ネイキッドグランジカラー)の重量を実現したオストログラベルの特徴は、低速時の空力特性、より頑丈な構造、ジオメトリとハンドリング、多彩なマウントオプションだ。

 

オストログラベルの斜め後ろ

 

エリートグラベルレースの勝ちタイムが短縮され続ける中、空力の最適化が勝負の分かれ目になることがある。ファクターのエンジニアは、ライダーやバイクの後部で気流が乱される前に、ヘッドチューブ周りの気流の挙動を操作することで、独自の低速での空力特性を持たせた。

 

オストログラベルの前面 オストログラベルの前三角

 

フレーム素材は、テキストリーム、東レ、日本グラファイトのカーボンファイバーのブレンドで、軽さと、グラベルレースに対応する頑丈さとのバランスをとっている。T47aスレッド式BBを採用し、ケーブルは完全内蔵。多彩なマウントオプションがあり、複数のマウントポイントでグラベルに不可欠なアクセサリーが付けられる。

 

オストログラベルのトップチューブ オストログラベルのドライブトレイン周り オストログラベル

 

また、オンロードでもオフロードでも満足度の高いハンドリングを実現させるため、オストログラベルでは、タイヤサイズもジオメトリの不可欠な要素としている。幅が広いタイヤは外径が大きいためトレールを増加させ、逆に幅が狭いタイヤは外径が小さいためトレールを減少させる。ファクターのエンジニアは、オストログラベルがレース用であることを考慮し、グラベル用としてはややハンドリングが素早くなるトレール値を選択。フォークのオフセット量は、ヘッドチューブの角度を優先させて選ばれている。その結果、43mmタイヤでは高速グラベルバイクとして、32mmタイヤではオールロードマシンとして、低速域でホイールがバタつかない正確なハンドリングを実現する。

 

 

オストログラベルのジオメトリ図

オストログラベルのジオメトリ表

オストログラベルのジオメトリ

オストログラベル

ファクター・オストログラベル(ネイキッドグランジ)

オストログラベル

ファクター・オストログラベル(ホワイトグランジ)

 

OSTRO Gravel

フレームセット価格:78万6500円
フレームセット価格(ブラックインク・34CDホイール付き):107万2500円
スラム・レッドeタップAXS完成車価格:161万7000円
スラム・レッドeタップAXS (パワーメーター付き)完成車価格:168万3000円
スラム・レッドeタップXPLR AXS (パワーメーター付き)完成車価格:151万8000円
スラム・フォースeタップAXS完成車価格:133万1000円
スラム・フォースeタップAXS(パワーメーター付き)完成車価格:136万4000円
スラム・フォースeタップXPLR AXS(パワーメーター付き)完成車価格:126万5000円

UCI公認(フレーム&フォーク)
電動式専用フレーム
ディスクブレーキ専用
ケーブルフル内蔵
スルーアクスル:フロントφ12×100mm、リヤφ12×142mm

フレームサイズ: 49、52、54、56、58、61
最大タイヤクリアランス:45mm
フレーム重量:900g (サイズ54、ネイキッドグランジ)

フレームセットの付属品:
フォーク
セラミックスピード・ヘッドセット
ブラックインク・HB02ステム一体型ハンドルバー(ドロップ120mm、リーチ80mm)
ファクター・シートポスト(0、20mm セットバック)
セラミックスピード・T47a BB
専用ガーミン用コンピュータマウント
ファクター・バーテープ

完成車の付属品:
フォーク
セラミックスピード ヘッドセット&BB
ブラックインク・HB02ステム一体型ハンドルバー(ドロップ120mm、リーチ80mm)
ブラックインク・ブラックサーティーフォーCディスクホイール
タイヤ
ファクター・シートポスト(0、20mm セットバック)
サドル
専用GARMIN用コンピュータマウント
ファクター・バーテープ
コンポーネント