【エスファイア】2021 Tour de France ツール注目機材Pick Up
目次
ツール・ド・フランスは、人と人、人と自然、チームとチームのぶつかり合いだが、最新の高性能機材が鎬を削る場でもある。今年のツールに投入されたエスファイアのシューズをピックアップして解説する。
S-PHYRE BRAND INFO
従来の製品とは一線を画す存在としてシマノが発表したハイエンド製品。トップチームの協力のもと妥協なく設計されたアパレル、シューズ、アイウェアがそろい、多くのレースで使用されている。
涙の勝利を支えた純白のシューズ
ホワイト
ブラック
ブルー
RC9
価格／4万6200円
Spec
サイズ／36～48（ワイドタイプあり、39～43ハーフサイズあり）
カラー／ホワイト、ブルー、ブラック
S-PHYREのシューズはユンボ・ヴィスマも使用した
バイクとライダーの接点であり、パワーの入力点でもあるシューズは、その完成度がパフォーマンスや成績に影響する。プロアマ問わず、レーサーの間で高い支持を得ているのがシマノのエスファイアだ。足全体を包み込むサラウンドラップアッパー、脚力を無駄にしない高剛性ソール、微調整ができ使い勝手のいいBOAフィットシステム、どんなライダーにもフィットしやすい足型、ディティールの作りこみなど、シューズに必要とされる全ての性能をバランスさせたフラッグシップシューズである。今ツールでも多くのライダーがエスファイアを選んでいる。その中の一人がマテュー・ファンデルプール。第2ステージ、平坦に山岳にとあらゆる要素が入ったコースで幾度もアタックし優勝。祖父レイモン・プリドールが果たせなかったマイヨ・ジョーヌ獲得を叶えた。彼の涙の勝利の影には、足元を支えるシューズの存在がある。
ブラック
レッド
ホワイト
RC3
価格／1万5400円
Spec
サイズ／36～48（ワイドサイズあり）
カラー／ブラック、ホワイト、レッド
重量／243g（サイズ42）
サラウンドラップ構造のアッパーで、より高いフィット感を実現したRC3。シューズの中央にあるBOAフィットシステムで全体の締め付けを行う。
