トピークのデジタル空気圧計「スマートゲージ D2X」使用レビュー

目次

工具やポンプなど数多くの自転車アイテムを展開するTOPEAK(トピーク)の新製品「スマートゲージD2X」(5280円)は、緻密な空気管理を可能にするデジタルエアゲージだ。製品の特長を紹介するとともに、実際に使ってみたレビューをお届けしよう。

トピーク・スマートゲージ D2X(5280円)

トピーク・スマートゲージ D2X(5280円)

「スマートゲージD2X」の特長

スマートゲージD2Xは米式仏式両方のバルブに対応するスマートヘッドを搭載し、エアリリースボタンで減圧調整が可能なデジタルエアゲージだ。手のひらサイズでコンパクトなボディながら、ゲージの液晶画面の大きさはしっかりと確保されており視認性が高い。

単位はpsi、bar、kg/cm2の3つに対応している。デジタルディルプレイ上の左にあるボタンを押すことで単位を切り替えることができる。空気圧は5~260psiまで測定可能となっている。

単位はpsi、bar、kg/cm2の3つに対応している。デジタルディルプレイ上の左にあるボタンを押すことで単位を切り替えることができる。空気圧は5~260psiまで測定可能となっている

 

 

二重丸のボタンを押すと空気圧調整モードとなる。空気圧調整モード中にエアリリースボタンを押すと空気が抜け、その空気圧を測定する。

三重丸のボタンを押すと空気圧調整モードとなる。空気圧調整モード中にエアリリースボタンを押すと空気が抜け、その空気圧を測定する

エアリリースボタンを押すことで、空気圧の微調整ができる

エアリリースボタンを押すことで、空気圧の微調整ができる

スマートヘッドにより仏式と英式のバルブに対応しており、上部の切り替えレバーで簡単に変更が可能だ

スマートヘッドにより仏式と英式のバルブに対応。上部の切り替えレバーで簡単に変更が可能だ

 

「スマートゲージD2X」インプレッション

細かく空気圧が管理できるのがうれしい

編集部員がテストしてみた

エアリリースボタンを押すことで0.1psi単位で細かい空気圧調整が簡単にできると感じた。また、ボディが360°回転するのも非常に使い勝手がいい。ボディを回転することでディスプレイを楽に確認することができ、日差しがある屋外での視認性の向上や使用時の姿勢が楽になりストレスにならないためだ。バルブを差し込む時は少しコツがいり、強めに真っ直ぐ差し込めば上手く差し込める。ボタンを押した時はカチッという感覚があり、ボディ周囲には滑り止めのラバーが付いており操作しやすい作りとなっていた。

レースに出場する人は特におすすめできる製品で、出走前に空気圧を調整するときに「スマートゲージD2X」を使えば素早く簡単に狙った空気圧にすることができる。また、5psiから測定できるためシクロクロスやMTBなどの低圧で走るバイクの人にもおすすめできる。

問い合わせ先

マルイ(トピーク)
https://topeak.jp