製造する過程で規格外となったパナレーサーのタイヤを活用し、スペインのサイクルアクセサリーブランドであるBUCK!T（ブキット）が生み出したハンドルバーバッグとサドルバッグが発売される。

基準に満たない規格外品を廃棄処分せざるを得ないことに憂慮していたパナレーサーが、原材料や資源の無駄が起きないように工場管理体制を強化するとともに、資源を再利用する機会を検討しているときに出会ったのが、スペイン・ジローナのブキットだった。

ブキットは、2012年に元建築家のクレイグが妻のハマイカとともにデザインとサスティナビリティへの情熱とサイクリングへの愛情が結びつけられて誕生した。クレイグは、サイクリストと、「持続可能な開発目標」を意識し事業推進している人たちの両方の成長市場に向けて、アクセサリーなどを制作し提供している。今回のコラボレーションは、パナレーサーとブキット双方の目標が一致したことで生まれた。

©BUCK!T

パナレーサーが規格外となった「グラベルキング」を提供し、ブキットのクレイグとハマイカが美しく高品質で機能的なサイクリングバッグに仕上げる。まずは、ハンドルバーバッグとサドルバッグがパナレーサーのオンラインサイトのみで2021年8月に発売される予定だ。

ハンドルバーバッグ
カラー：黒、ブラウン
容量：1.9L
仕様：止水ジップ、サイドポケット、バンド2本
予定価格：1万6000円

サドルバッグ
カラー：ブラック（写真はカラーが異なる）
仕様：バンド1本、廃チェーンを使用したジップ
予定価格：8000円