カスク・アーバンライド用ヘルメット２種　4/22予約開始

2021.04.20
新製品

北イタリアのベルガモから、世界中に良質なヘルメットを送り届けるカスク社。スポーツモデルはロードレースのトップカテゴリーで戦うイネオス・グレナディアズの機材サポートを行い、ヘルメットを通してチームを常勝軍団へと導いた。

カスクはヘルメット製造のスペシャリストで、スポーツ用では自転車のほかにスキー＆スノーボードや馬術のヘルメット、また建設業等の現場で使う安全用ヘルメットの開発製造を行い、それぞれのジャンルで高い評価を得ている。

自転車用のヘルメットはイネオス・グレナディアズと共同開発を行い、安全で軽量、通気性も抜群のモデルを市場に送り出してきた。世界のトップチームが使うことで、ロード用ヘルメットのイメージが強いカスクだが、じつはプロユースと同じくらい力を入れて開発しているのがアーバン用ヘルメット。それはカスクの製品コンセプトが「ヘルメットで安全性を担保する」ことであり、ツール・ド・フランスで栄冠を手にすることと同様、街中のサイクリストにも安全を提供したいという強い想いがあるから。

2021年4月、カスクは新しいアーバンユースのヘルメットを２種リリースする。それは「URBAN R（アーバンアール）」と「MOEBIUS（メビウス）」。

カスク・アーバンR

カスク・メビウス

我が国において、コロナ禍で通勤に公共交通機関を避け、職場への通勤に自転車の積極利用をしている人たちが増えていることを実感する。それは世界的なムーブメントであり、カスクもこのタイミングで新しいモデルを投入してきた。しかしアーバン用モデル２種といっても、その違いはなにか。この疑問に対してカスクはわかりやすい答えを用意していた。

カジュアルなヘルメット“MOEBIUS（メビウス）”
インフォーマルなヘルメット“URBAN R（アーバンアール）”

MOEBIUSは、ロードでもMTBでも、スポーツ車を颯爽と乗りこなすアクティブな層に向けたヘルメット。ロードモデルのようにたくさんのベントホールはないが、前頭部に開いたホールから効率よく取り込んだフレッシュエアを後頭部の大きなホールから抜き、ヘルメット内部のムレを防ぐ。脱着可能な小さなバイザーが付属するが、このヘルメットのデザイン上のアクセントであり、少々の雨や光の反射を防いでくれる。カラーバリエーションもカジュアルウェアに似合うマット系の５色展開。程よくスポーツのテイストを持ちながら、E-BIKEにも似合う秀逸なデザイン。

対するURBAN Rは、ファッション性と機能性が絶妙にバランスされたヘルメット。スーツやジャケットに合わせても全く不自然ではない独特な雰囲気が特徴。アイウェアを必要としない洒落たバイザーはUV防止機能に優れているが、取り外しも可能。MOEBIUSほどスポーツライクではないが、その分、ムレを逃がすための開閉可能なアクティブベンチレーションが３カ所、頭頂部から効率的にエアを抜く。カラーラインアップはグロスカラーでMOEBIUSとの差別化を図り、前部のKASK3Dロゴが、このヘルメットの品位を高める。

MOEBIUSとURBAN R。同じアーバンカテゴリーながら、しっかりとキャラクターを分けてきたKASK。もちろんどちらをどのように使うかはユーザー次第だが、ともにねじれ衝撃に対する安全性を確保した新安全基準のWG11をクリアしている。

ひと昔前に比べれば、サイクリストのヘルメット装着率は飛躍的に上がり、各々の意識も高まった。しかしヘルメットは被っていれば良いのではなく、正しく被ること、そして安全なヘルメットを被ることへとフェーズは移った。その先にあるものはいかに個性を演出するか。安全で個性的なMOEBIUSとURBAN R、この時期だからこそ自信をもってお勧めするアーバンヘルメットとなる。

インフォーマルなアーバンライド用ヘルメット　アーバン・アール

Onyx

Ivory

Navy

トップ（オープン）

トップ（クローズ）

フロント

バック

URBAN R（アーバン・アール）
価格：2万8600円
サイズ M/L（54-59cm）、L/XL（60-63cm）重量：410g（M/Lサイズ。バイザーを除く。）
カラー：Onyx、Ivory、Navy
原産国：イタリア
発売予定日：2021年7月以降順次（4月22日より全国の自転車販売店で予約開始）

・UV 防止効果に優れ（UV400）、脱着が容易なバイザーが付属（カラー：ライトスモーク）

・開閉式のアクティブベンチレーションで通気性の調節が可能

・抗菌加工を施したシームレスな構造の熱成型インナーパッド

・アイウェアの使用に配慮した調節システム

・合成皮革製チンストラップ

・高級感のある3D ロゴ

・ねじれ衝撃に対する安全性を確保した新安全基準WG11 をクリア