スピーコ・ABB ポジションに第4の選択肢を与えるエアロなハンドルバー

オランダのSPEECO(スピーコ)のロードバイク用ステム一体型カーボンハンドルバー「ABB」の国内展開が始まる。ドロップハンドルのポジションにはブラケット、下ハンドル、上ハンドルがあるが、最も速い新たな第4のポジションをこのハンドルバーが提案する。

ABB

スピーコ・ABB(The Aero Breakaway Handlebar/エアロブレイクアウェイハンドルバー)は、トラックのポイントレースの2019年世界王者であるヤンウィレム・ファンシップ(ビートサイクリング)と共同で開発された。ファンシップは、ロードレースでは、シフターが内側に傾いた極めて幅の狭いハンドルバーを使っている。これはプロトンに革命を起こし、今では多くのライダーが真似ている。

スピーコの共同オーナー

ヤンウィレム・ファンシップ (中央)と、 スピーコの共同オーナーのノア・ファン・ホーレン ノア(左)、 とジュール・ド・コック (右)

ファンシップは完璧なポジションを見つけるためスピーコに連絡し、風洞実験の結果をもとにハンドルバーが作られた。そのポジションは、ドロップハンドルで最も使用率の高いブラケットを握るものだが、下ハンドルよりも速い。腕の肘から先を置く場所が確保されているため腕の負担を軽減し、ブレーキレバーを握るポジションなので路面の凹凸や突風などでも安全にバイクコントロールができる。ロードはもちろん、トライアスロンやエンデューロでもアドバンテージがある(※現在、UCIからハンドルの使用の承認を取得すべく作業中)。

ABBの風洞実験

特に、トライアスロンでは、コーナーにおける優位性が上がる。従来のDHバーはコーナー前にブレーキレバーに持ち変える動作が必要だったが、ギリギリまで減速せずにスムーズにコーナーに入れる。また、コーナーを出た後も同様にDHポジションに切り替える動作が発生するが、ブレーキレバーから手を離さず、すぐにエアロポジションが取れる。

ABB

ABB

スピーコ・ABB

ABBには70mmの17度ステムがハンドルバーに組み込まれており、リーチなどサイズは自分の体に合ったものにカスタマイズできる。

 

ABB

価格:23万7600円
販売開始時期:2021年4月末

(カスタムハンドメイドのため、重量やサイズなどは参考値)
カーボンモノコック
UDカーボンと2Kツイル織りカーボンをミックスしたラミネート加工
リーチ:355mm
トップ幅:32cm
ボトム幅:37cm
重量:500g (ハンドルバー+ステム)
アルミ製フォーククランプ

ハンドルの形状は以下の4タイプから選べる

ABBの形状
ABBの形状
ABBの形状
ABBの形状

 

注文の流れ:
1 .取扱い店舗にサンプルハンドルバーを予約
※ハンドルバーは現在国内で1セットのみ。来店前にスケジュールの調整が必要
2.店舗で現在使用のハンドルバーを採寸またはフィッティング
3.リードタイム8~9週間
4.店舗で取りつけ

取扱い店舗で採寸する内容:
・リーチ計測
・ハンドル幅
・アームレスト角度
・4タイプのドロップ選択
・ハンドル角度

問・
メール:wfcycling.info@gmail.com