ラファの原点「クラシック コレクション」がリサイクル素材を使用して一新
ラファが2021年、リサイクル素材を使用してクラシック コレクションを一新。
再生ポリエステルを採用した新しい『ラファ パフォーマンス メリノ 150(RPM 150)』素材をクラシック ジャージ とクラシック ビブショーツに投入し、エシカルでラグジュアリーなライナップとなった。
メンズ&ウィメンズ クラシック ジャージ II
価格:1万8500円(税込)
メンズ&ウィメンズ クラシック ビブショーツ
価格:2万8000円(税込)
クラシック ジャージはラファが一番最初に発売したアイテム。シンプルなスタイリングと、ポリエステルとメリノウールをブレンドした革新的な素材を採用したこのジャージは、ラファの高品質で美しいサイクリングウェアを作るというミッションを大胆に体現し、サイクリングウェアにパラダイム シフトを起こした。当時まだ見ぬ先駆的なデザインが、サイクリングにおける新しい美学を生み出した。
最新バージョンのクラシック ジャージとクラシック ビブショーツは、これまでの洗練されたフィット感とライダーにインスパイアされたディテールをそのままに、再生ポリエステルを組み込んだ新しいラファ独自の『ラファ パフォーマンス メリノ 150(RPM150)』素材を使用。RPM150は一般的なメリノウール混紡素材よりも軽量で通気性が高く、幅広いコンディションで快適性を発揮する。
再生ポリエステルを使用することで、バージン原料への依存を減らし、埋め立て処分されるはずだった材料にセカンドライフをもたらした。しかし、環境負荷を軽減しながら、この変更が製品のパフォーマンスと耐久性を損なうことはない。
ラファ・クラシックコレクションはシックでラグジュアリーなサイクリング ウェアに環境へ考慮したエシカルな要素を取り入れリードしていく。
ラファの素材開発マネージャー エマ・ベントレー氏のコメント:
「新しいクラシック ジャージは、良い方向に物事を動かしていく姿勢を示しています。この製品は卓越した存在です。ラファの象徴である製品の素材変更は、環境負荷を下げたいというブランドのコミットメントを証明するものです」
ラファからのメッセージ:
国際的なGRS(グローバル・リサイクルド・スタンダード)の基準を満たし、原料となった使用済みプラスチックボトルの出どころを追跡することが可能な再生ポリエステルを使用しています。RPM素材の36%を構成するメリノウールは、厳格な動物福祉基準を満たしたものであり、ラファの他のウール素材と同様にミュールシング(病気予防のために臀部の皮膚を切除する処置)をしていません。
さらに来年にはRPMの製造会社はウール業界で最も厳格な基準とされるRWS(レスポンシブル・ウール・スタンダード)の認証を受けることが決まっています。
今回のクラシック コレクションの再発表は、社会や環境への負荷を減らす私たちの取り組みを示す大きな一歩です。ここ数年間にわたって私たちは、デザインとクオリティの高いスタンダードを維持しながら、ビジネスに変化をもたらすことに力を注いできました。私たちは、先日発表した『インパクト コミットメント』の中で、2025年までのカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを設定しています。その過程において、今後100%再生可能エネルギーへと転換し、すべてのパッケージを環境負荷の少ないものに変更し、環境に優しい素材をシーズン製品の90%に採用することで、環境への負荷を下げていきます。
長く、そして挑戦的な道のりですが、小さなことの積み重ねが大きな変化に繋がると確信しています。
ラファのサステナビリティマネージャー ダンカン・コールター氏のコメント:
「一つのジャージの素材を変更するなんて、取るに足らないことに聞こえるかもしれません。ですが、この変更が環境負荷削減のドミノ効果をブランドにもたらします。このジャージはラファ最初の製品であり、原点です。ブランドの原点に変更を加えることは大きな意味を持ちます。環境負荷の低さにこだわった製品や新しいコレクションを生み出すことも可能でした。しかし、ラファを象徴するクラシック コレクションにメスを加えることで、ブランドの芯から変化を起こしていくという姿勢を示すことができると判断しました」
ラファ・クラシック ジャージ詳細
https://www.rapha.cc/jp/ja/stories/a-classic-recycled